警察が、iKONの元リーダーB.Iの薬物捜査に介入しようとした疑いがあるYG ENTERTAINMENTのヤン・ヒョンソク前代表を、起訴意見で検察に送致した。

京畿（キョンギ）南部地方警察庁の広域捜査隊は、麻薬類管理法に違反した疑いを受けているB.Iと、情報提供者に対して陳述を覆すように要求した脅迫容疑や、B.Iの薬物捜査をもみ消そうとした疑い（犯人逃避教唆）などの疑いを受けているヤン・ヒョンソクを、起訴意見で検察に送致したと27日に明かした。

警察によるとヤン・ヒョンソクは2016年、所属歌手であったB.Iの麻薬容疑を警察に陳述したA氏に、陳述を覆すように要求し、A氏を海外へ送った疑いが持たれている。

B.Iは2016年4月、知人のA氏を通じてLSD、大麻などの麻薬を購入し、この中で一部を数回に分けて吸引した疑いを受けている。

B.Iは疑いの一部を認めたが、ヤン・ヒョンソクはすべての疑いを否定しているという。

ヤン・ヒョンソクのこのような疑いは、A氏が国民権益委員会に通報して知られた。