※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
「その男の記憶法」でムン・ガヨンが最高の誕生日を迎えた。キム・ドンウクが「そばにいたくなった」という告白と共に甘いキスで誕生日を祝って、視聴者の胸をときめかせた。

23日、視聴率調査会社ニールセン・コリアによると、22日午後に放送されたMBC水木ドラマ「その男の記憶法」第20話は首都圏視聴率5％、全国視聴率4.8％を記録し、水木ドラマ1位になった。"記憶カップル"キム・ドンウクとムン・ガヨンの恋愛が本格的に始まり、多くの視聴者がさらに夢中になると期待される。

「その男の記憶法」第19、20話ではイ・ジョンフン（キム・ドンウク）がストーカーチ・ヒョングン（チ・イルジュ）に拉致されたヨ・ハジン（ムン・ガヨン）を救出し、ハジンに告白する姿が描かれた。特にストーカーの検挙から告白まで、早いスピードで恋愛へ進展した。

同日、ハジンのストーカーがチ・ヒョングン監督である事実が明らかになり、衝撃を与えた。ハジンの拉致以後、有力な容疑者だったチ・ヒョングン監督とムンチョル（シン・ジュヒョプ）マネージャーは二人とも連絡が途絶えた状態だった。特にムンチョルは、ハジンとハギョンを脅して消えたオートバイ事件当日のアリバイが嘘であることが明らかになり、ハジンのイヤリングが彼の家で発見された。何より拉致事件当日、防犯カメラにムンチョルの姿が収められており、緊急逮捕状が出された。

このようにあらゆる状況と証拠がムンチョルを指していたが、ジョンフンはチ・ヒョングンに対する疑いを消し去ることができなかった。「チ監督を見るとムン・ソンホ（ソヨンのストーカー、チュ・ソクテ）が思い浮かぶ」というジョンフンの勘は正確だった。チ・ヒョングンが、ジョンフンをハジンから引き離すためムン・ソンホの元を訪れ、ストーカーの手口を尋ね、模倣犯罪を犯したのだ。ムンチョルは単純な窃盗犯だった。ジョンフンはチ・ヒョングンの自宅の郵便受けからスピード違反の罰金の請求書を見つけ、その周辺を探索し始めた。そしてムン・ソンホの保護室に貼ってあった写真の中の別荘を訪ね、そこに監禁されていたハジンを救うことに成功した。「ありがとう。無事でいてくれてありがとう」と、ジョンフンはハジンを抱きしめて気持ちを伝えた。この過程で、チ・ヒョングンを制圧するジョンフンの姿が爽快感を与えた。彼の正確で早い判断で、痛快な展開となった。

何よりもエンディングを飾ったジョンフンの告白は、視聴者の胸をときめかせた。拉致事件後に姿を消したジョンフンのせいで寂しい思いをしていたハジンの前にサプライズで登場したジョンフンは、大きい誕生日プレゼントの箱を渡して感動を与えた。プレゼントを見たハジンに対しジョンフンは「悪い夢を見ないで熟睡してほしくて……」と優しく言ったが、ハジンの目は不安で揺れていた。ハジンは「不安です。これが最後かもしれないから。最後まで優しくして、あの時のように別れの挨拶をするのではないかと。もしかしてそうですか？」と不安な気持ちを率直に打ち明けた。

しかしジョンフンは愛の告白をし、ハジンの不安を取り除いた。「しません。別れの挨拶。もう別れの挨拶なんかしません。そばにいたくなったから。だから不安に思わなくていいです」と甘いキスで胸をときめかせた。さらにハジンの誕生日のフィナーレを飾るように「お誕生日、おめでとう」という挨拶と共に熱いキスをし、視聴者の胸をときめかせた。