※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
「ボーンアゲイン」のチャン・ギヨンが、チン・セヨンの命を助けるために殺人を決心した。

20日、韓国でKBS 2TV新月火ドラマ「ボーンアゲイン」（脚本：チョン・スミ、演出：チン・ヒョンウク）の放送が始まった。

この日、チャ・ヒョンビン（イ・スヒョク）は「黄色の傘の殺人事件」を担当するようになった。現場に訪れた彼は、犯人が二人ということが分かった。これと共に被害者の手から長い髪の毛を発見し、犯人が長髪という手がかりも見つけた。

チャ・ヒョンビンは恋人であるチョン・ハウン（チン・セヨン）が運営している書店に行った。チョン・ハウンは黄色の傘を差して雪を見つめていた。チャ・ヒョンビンは殺人事件を思い出し、チョン・ハウンの傘を捨てた。その時、コン・ジチョル（チャン・ギヨン）が現れ捨てられた傘を拾い、チョン・ハウンの書店を見つめた。

コン・ジチョルは、チャ・ヒョンビンと別れたチョン・ハウンが家に入るのを確認してから家に帰った。彼はたんすで黄色の傘を発見した。そして父親のコン・インウ（チョン・インギョム）が絵を描いている廃校に走って行った。

コン・ジチョルはコン・インウに「絵が描けなくてまた（殺人）始めたのか」と聞いた。コン・インウは「すべてお前のおかげだ」と答えた。これを聞いたコン・ジチョルは「なぜ僕を引き入れるんだ。お父さんが殺したくて殺したんじゃないか」と、怒りながら話した。コン・インウは「お前も必ず人を殺す」と予言した。これに憤怒したコン・ジチョルは「僕はあなたとは違う。あなたは一度も女性を愛したことがないでしょう」と叫んだ。コン・インウはこの話を聞いて笑った。

過去に、コン・ジチョルは聖堂に通うチョン・ハウンを見て惚れた。彼は、チョン・ハウンが聖堂で本を読んでくれるという事実を知り、聖堂の中に入った。チョン・ハウンはコン・ジチョルに本をプレゼントし、コン・ジチョルは微笑んだ。これにチョン・ハウンは「笑顔がきれい。あなたのまた違う側面を見せてもいいんだよ」と、傷を覆っているコン・ジチョルの髪の毛をかきあげた。続いてチョン・ハウンは「傷付けた人が悪いよ。来世では傷付ける人がいない世界に生まれてね」と慰めてくれた。

コン・ジチョルは継母と過ごしている弟の元を訪れて、短いが幸せな時間を過ごした。継母に虐待された弟の体は傷だらけだった。翌日、コン・ジチョルは弟が脳死状態で病院に運ばれるところを目撃した。継母は人々に「前日、強盗が入った」と話したが、コン・ジチョルは継母の意味深な笑顔を目撃した。

チャ・ヒョンビンは、チョン・ハウンが病院に運ばれたという話を聞いて病院に向かった。病院では移植手術より、ドナーを探すほうが緊急だと話した。チャ・ヒョンビンがしばらく席を外した間、コン・ジチョルがチョン・ハウンの病室に入った。コン・ジチョルは苦しむチョン・ハウンを見て「僕が君の心臓を探すよ」と話し、急いでその場を離れた。

チャ・ヒョンビンは病院の階段でコン・ジチョルに会った。彼はコン・ジチョルが怪しいと感じ、後を追った。家の前で待っていたチャ・ヒョンビンは、深夜に家から出たコン・ジチョルの後を追ったが、彼を逃してしまった。その後、チャ・ヒョンビンはコン・ジチョルの家に侵入し、彼がチョン・ハウンの書店に訪問したという事実を知った。そしてチョン・ハウンの黄色の傘を見つけた。

コン・ジチョルは継母が運営している美容室に訪れた。継母は子供時代にコン・ジチョルを暴行して彼の目を傷つけた人だ。コン・ジチョルは、継母とチョン・ハウンの血液型が同じという事実を知った。継母は脳死状態の弟に言及し「私の子供と一緒に暮らすのも大変なのに、なぜ前妻の子供まで育てるの。その日は私が一度押し倒したけど、眠ってばかりいた」と話した。結局コン・ジチョルは継母を凶器で殴った。その時、病院から出てきたチョン・ハウンが、美容室から聞こえる継母の声を聞いた。その声に美容室の扉を開けてみたチョン・ハウンは、凄惨な現場にいるコン・ジチョルを目撃した。

「ボーンアゲイン」は、二つの人生で結ばれた3人の男女の運命と復活を描く“蘇りミステリーメロドラマ”だ。3人の主演チャン・ギヨン、チン・セヨン、イ・スヒョクは前世と現世で結ばれた縁を演技し、一人二役に挑戦する。作品を理解するには多少、難しい設定でもある。しかし、今後展開されるストーリーにミステリーとロマンスが加わり、視聴者たちの関心を集めることができるのか注目される。