チョン・ジョンミョン主演、映画「顔のないボス」監督版が5月13日に公開決定

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チョン・ジョンミョン主演映画「顔のないボス」の監督版が5月13日に韓国で公開される。

昨年11月に公開された映画「顔のないボス」の監督版である「顔のないボス:語りきれなかった話 監督版」が5月13日に公開される。

「顔のないボス」は華やかさの中に隠されたヤクザ世界の悲惨な真実、冷酷な地下世界の物語を描いた作品だ。

今回の監督版は登場人物の関係と新しいキャラクターに焦点を置き、以前は見ることができなかった新しいシーンが追加で挿入された。主演俳優チョン・ジョンミョン(サンゴン役)、チン・イハン(チョルフェ役)、イ・シア(ミンジョン役)が演じる主役のほかに、映画の中心で鍵を握って展開を覆す新しいキャラクターピョ・スホ(キム・ヒョンミン)が登場する。

また、新たに公開されたオープニングシーンでは、ヤクザに憧れる青少年をはじめ、若い世代に投げかけるメッセージを追加で盛り込み、監督の演出意図もより強く表現されたという。

監督版公開の決定と共に公開されたメインポスターは、一番に暗い地下のヤクザ世界を連想させる黒い背景の中で、苦悩する主人公サンゴン(チョン・ジョンミョン)の姿が盛り込まれ、注目を集めた。暗い表情で床を見つめるサンゴンの後ろに、葛藤と悩みが入り混じった表情のチョルフェ(チン・イハン)、そして悲しみの感情が感じられるミンジョン(イ・シア)がそれぞれ異なる方向を向いており、それぞれが持つ事情を伺わせる。

ここに「ヤクザらの悲惨な人生を通じて、たった一人の青少年もヤクザの道へ進まないことを切に願いながらこの映画を作りました」というコメントで、監督の作成意図を前面に押し出した。

映画「顔のないボス」は公開当時、総観客人数2万4441人を動員した。

記者 : ペ・ヒョジュ