キム・ジヨン、新ドラマ「グッド・キャスティング」でアクションに初挑戦…カリスマ性溢れる現場写真を公開

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写真=SBS
2日、SBS新月火ドラマ「グッド・キャスティング」がキム・ジヨンのガールクラッシュ(女性が見てもカッコいい女性)なカリスマ性溢れる現場写真を公開した。

キム・ジヨンは今回の作品で、国家情報院のエリートブラック要員として活躍していたが、引退後は領収書の処理担当の雑務係りに転落したファン・ミスン役に扮する。劇中でファン・ミスンは、一見娘の塾代や夕飯のおかずを心配する平凡な結婚18年目の主婦に見えるが、国家情報院のブラック要員だった時代にコムンゴ(韓国の琴)を弾き外国の大使まで虜にしたという特別な過去を持つ人物だ。

公開された写真には、普通ではない過去があると暗示するキム・ジヨンが写っている。キム・ジヨンがマンションのベランダに出て、片隅にある壺の前に立っているシーンであり、キム・ジヨンは鋭い目つきでしばらく大きな壺を見つめ、手を伸ばして中の洋服を取り出した。取り出された洋服には血の跡が鮮明に残っている。キム・ジヨンは洋服に包まれていた拳銃を持ち、炎のように燃える眼差しで完璧なスナイパーのポーズをとった。平凡な近所の住民、親しみのある主婦のようだったファン・ミスンに、果たしてどんな事情が隠されているのだろうか。

昨年9月に京畿道(キョンギド)坡州(パジュ)で撮影された同シーンで、キム・ジヨンは夫に小言を休まずに言う平凡な主婦から、一瞬にして国家情報院のブラック要員のオーラを放つギャップのある魅力を披露し、どんなジャンルも表現できる演技力で現場を感嘆させた。

「自身初のアクションドラマ」と紹介したキム・ジヨンは、「大変で辛いところもあったが、共に仕上げていく面白みも特別だった作品だ。現場がとてもエネルギーに満ちており楽しかったので、撮影する時間が待ち遠しかった。昨年から準備し、美しい春に視聴者に届けられるようになった。厳しい状況で、笑うことが少なくなってしまったたくさんの方々に、楽しさとエネルギーを提供できる作品になればと思う」と抱負を語った。

制作会社側は「安定した演技力で有名なキム・ジヨンが、時にはコミカルに、時には真剣に多彩な魅力を披露し、劇に活力と面白みを思う存分に与えた」とし、「『平凡な主婦になった元国家情報院の要員』という独特なキャラクターの設定が、お茶の間にこれまでなかった面白みを届けるだろう」と自信を見せた。

「グッド・キャスティング」は、国家情報院の現役を引退して普通の生活に戻った女性たちが再び現場要員に選ばれ、前例のない偽装潜入作戦を行うことで展開される痛快なアクションコメディドラマだ。韓国で27日より放送がはじまる。

記者 : チョ・ヘリョン