チン・セヨン、天才プロファイラー役で新境地!「アイテム~運命に導かれし2人~」見どころコラム…韓流ドラマを牽引する若き女優に注目
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「蒼のピアニスト」チュ・ジフンと7年ぶりに再共演
チン・セヨンとチュ・ジフンの共演は、新人時代の代表作「蒼のピアニスト」から約7年ぶり。前回はピアノを通して惹かれ合う年の差カップルを演じたが、本作ではプロファイラーと検事として、共に支え合う役どころだ。
この7年間、主演女優として数々のドラマをこなしてきたチン・セヨンは、「『蒼のピアニスト』の当時、私はまだ10代でした。それでジフンさんに近寄りがたいと思っていたのですが、気さくにいろいろと助けていただきました。今回も事件現場のシーンなど寒い場所での撮影のとき、カイロをマフラーにくるんで持ってきてくれたり、ストーブを用意してくれたりと、気遣っていただいたことを思い出します」と再共演の感想を語っている。
少女のようなあどけなさが残る10代から大人の女性への成長ぶり、新たな役柄でのチュ・ジフンとの再共演、そして、しだいにかけがえのないパートナーとして絆を深めていくソヨンとゴンのロマンスの行方からも目が離せない。
人の心に寄り添えるプロファイラー、シン・ソヨン
16年前に起こった遊園地の放火事件で母を亡くしたソヨンは、同居中の父グチョル(イ・デヨン)を気遣い、家族のように慕う神父ドンヨン(パク・ウォンサン)の元をたびたび訪れる。カン・ゴン(チュ・ジフン)がピンチに陥ったときはさりげなく慰め、彼女の姪ダイン(シン・リナ)にとっては良きお姉さん的存在だ。新人刑事のソ・ヨハン(オ・スンフン)の前では、頼れる先輩としての顔も見せる。
犯人の心理を読み解くだけでなく、傷ついた人の心にも寄り添うことのできるソヨン。まっすぐで善良なオーラを漂わせるチン・セヨンは、これまでの刑事モノで描かれてきた冷徹なプロファイラーとは一味違う、人間味あふれるキャラクターを見事に演じきった。
マニッシュなファッションも見どころ
これまでの出演作ではスカート姿が多かったが、本作ではほぼゼロ。プロファイラーという役柄に合わせ、パンツスタイルで落ち着いた色のジャケットや白いシャツを凛々しくも女性らしく着こなしている。ヘアメイクも控えめだが、ナチュラルだからこそ際立つソヨンの芯の強さや美しさから目が離せなくなるはず。
ファンタジーとミステリーが融合!「オクニョ」との違いにも注目
事件現場に出向いて被害者の行動をたどりながら、犯人の心理を読み解くために思考する真剣な横顔、過去のトラウマに負けまいと闘いながら悩む姿、大切な人々に向ける笑顔など、さまざまな表情を披露。数々の“アイテム”による人知を超えた事件に直面しながらも、ひときわ冷静な判断力を発揮するソヨンは、ファンタジックな世界と現実世界をつなぐ存在でもある。「ずっとファンタジードラマに出演したいと思っていた」というチン・セヨンの活躍をお見逃しなく。
ライター:藤田麗子
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記者 : Kstyle編集部