日本では“恋つづロス”も…韓国で人気の医療ラブコメは?注目のドラマ10選
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日本では最近、医療現場を舞台にした恋愛ドラマに胸キュンする人が続出するなど、話題になりました。そこで今回は、韓国で近年放送され、注目を集めた医療ラブコメのドラマ作品を紹介します。
「グッド・ドクター」(2013年)
同ドラマでは、チュウォン演じるパク・シオンが、サヴァン症候群(自閉症や知的障害を持ちながら、ある特定の分野で卓越した才能を発揮する症状)を持つ自閉症でありながら、世の中の偏見を克服して一人の小児外科医へと成長していく過程を描いていきます。またムン・チェウォンは、小児外科の研修医2年目に入るチャ・ユンソ役を演じ、クールで責任感の強い性格でありながら、チュウォンを温かく支えていきます。
サヴァン症候群をかかえる自閉症の医師という、韓国ドラマでは一度も扱われたことのなかった題材で放送前から注目を集めました。また同ドラマは山﨑賢人&上野樹里で日本でもリメイクされ、日本でも話題になりました。
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「ドクター異邦人」(2014年)
北朝鮮で育った天才医師パク・フン(イ・ジョンソク)と、韓国最高のエリート医師ハン・ジェジュン(パク・ヘジン)が巨大な陰謀に立ち向かっていく中、切ない愛のストーリーも展開されていきます。イ・ジョンソク、パク・ヘジンのほか、2人の男性の間で揺れる胸部外科医オ・スヒョンをカン・ソラが演じ、チン・セヨンはソン・ジェヒとハン・スンヒの一人二役を務めています。
ホットなスターたちの熱演と、ミステリーやラブストーリーなど複合ジャンルのドラマとして、視聴者に緊張感とときめきを与えました。
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「ディア・ブラッド」(2015年)
劇中アン・ジェヒョンは、ヴァンパイアウイルスに感染した両親から生まれた魅惑的な“ヴァンパイア医師”パク・チサン役、ク・ヘソンはテミングループ会長の姪で、病院の跡継ぎとしてテミン癌病院で働くことになる秀才医師ユ・リタ役を演じています。
アン・ジェヒョンは同ドラマで初めて主演を務めましたが、真っ白な肌や冷ややかな表情がまさにヴァンパイアぴったりと話題になり、キャラクターとの高いシンクロ率でドラマをリードしました。またク・ヘソンは初めて医師役に挑戦して新たな一面を披露しました。
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「ヨンパリ」(2015年)
チュウォンは劇中、妹の病気を治すため、お金さえ貰えれば場所も患者も問わず、ヤクザさえも断らない外科医ヨンパリ(キム・テヒョン)を演じています。キム・テヒは恋人を亡くしたショックから自殺を図った後、兄の企みによって病院で眠らされている財閥令嬢ハン・ヨジンを演じており、ヨンパリがハン・ヨジンを目覚めさせたことから2人のロマンスが展開していきます。
「ヨンパリ」の最高視聴率は21.5%で、2015年のミニシリーズの中で最も高い視聴率を記録するヒット作となりました。チュウォンは同作で、「2015 SBS演技大賞」で初の大賞を獲得、キム・テヒも最優秀演技賞を獲得しました。
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「太陽の末裔」(2016年)
最高視聴率はなんと41.6%という同ドラマは、軍人ユ・シジン(ソン・ジュンギ)と医師カン・モヨン(ソン・ヘギョ)が異国の地で再会し、さまざまな困難に直面しながらも愛を深めるヒューマンラブストーリーです。
これまで数々の人気作を生み出してきたキム・ウンスク脚本家のストーリーにトップ俳優2人の共演で、初回から高視聴率をキープしてきた同作。主演2人のラブストーリー以外にも、ソン・ジュンギ&チン・グの男の友情、チン・グ&キム・ジウォンカップルのラブライン、SHINee オンユやキム・ミンソクの熱演など見どころが多く、日本だけでなく海外でも大きな話題を呼んだ作品です。
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「ドクターズ」(2016年)
「ドクターズ」は、高校教師だったホン・ジホン(キム・レウォン)と不良少女ユ・ヘジョン(パク・シネ)が、一度は離ればなれになったものの、13年後、互いに医師となって再会を果たすことから描かれるストーリーです。特に2人の美しいキスシーンは多くの視聴者を胸キュンさせ、話題を集めました。さらに、イ・ソンギョン、ユン・ギュンサン、キム・ミンソクら注目の次世代俳優たちも多数出演してドラマを盛り上げました。
ドラマは高視聴率を記録したことはもちろん、主演の2人は「2016 SBS演技大賞」で最優秀演技賞を受賞し、実力も評価されました。
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「ビューティフル・マインド」(2016年)
同作は冷徹な神経外科医イ・ヨンオ(チャン・ヒョク)が、女性警察官のケ・ジンソン(パク・ソダム) と、患者たちの奇妙な死の真相を暴くために協力することから展開される、ヒーリング・ラブロマンスです。愛を知らなかったイ・ヨンオが、ケ・ジンソンに心を開き、変わっていく過程が描かれます。
大ヒットドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」のキム・テヒ脚本家が6年ぶりに執筆し、「笑ってトンへ」のモ・ワンイル演出家とタッグを組んだ作品であると共に、ユン・ヒョンミン、ホ・ジュノ、リュ・スンスなどの人気俳優が脇を固めて熱演を披露しています。
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「病院船」(2017年)
主演のハ・ジウォンは、同ドラマで初めて医師役に挑戦、完璧主義者の外科医ソン・ウンジェ役を演じています。またCNBLUEのカン・ミンヒョクは、温かい心を持つ内科医クァク・ヒョン役を務めました。医療ドラマの要素はもちろん、2人が仲間と共に三角関係へと発展していく恋の行方にも注目です。
船に乗って医療活動を行うという従来の医療ドラマとは異なる設定のため、同ドラマは巨済島(コジェド) でオールロケで撮影され、出演者たちも島に共に住んでいるような感覚で臨んだためか、抜群のチームワークが発揮されています。
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「医心伝心」(2017年)
劇中キム・ナムギルは、17世紀の朝鮮に実在し、鍼灸の発展に大いに貢献したホ・イム(許任) を演じています。そのホ・イムが、思いがけない出来事をきっかけに、400年後のソウルにタイムスリップし、現代に生きる外科医チェ・ヨンギョン(キム・アジュン) と出会って展開される物語を描きます。
本作はキム・ナムギルの4年ぶりのドラマ復帰作であり、数々の作品で活躍してきたキム・アジュンの8年ぶりのラブコメということでもドラマファンの期待を高めた作品です。また、伝統的な鍼灸医学と最先端技術を用いた医学の描写、過去と現在を行き来する2人の描くラブストーリーが見どころとなっています。
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「医師ヨハン」(2019年)
チソンが演じる医師チャ・ヨハンは、10秒で患者の状態を把握することができるという天才的な感覚の持ち主です。またイ・セヨンは同作で初めて医師役に挑戦、過去の悲しみを抱きながらもペインクリニックで成長していくカン・シヨンを繊細に演じています。
同作は「君の声が聞こえる」「ピノキオ」「30だけど17です」など数々のヒット作を生み出してきたチョ・スウォン監督とキム・ジウン脚本家が「清潭洞(チョンダムドン)アリス」以来、再びタッグを組んで話題となりました。
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記者 : Kstyle編集部