「愛はビューティフル、人生はワンダフル」オ・ミンソク“まったく予想できない展開だった”

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=J.Wideカンパニー
俳優オ・ミンソクが、ドラマ「愛はビューティフル、人生はワンダフル」でチョ・ユニとの再会を予想できなかったと明かした。

オ・ミンソクは、最近韓国で放送終了したKBS 2TV週末ドラマ「愛はビューティフル、人生はワンダフル」で、財閥3世でキム・ソラ(チョ・ユニ)の夫であるト・ジヌ役を熱演した。「愛はビューティフル、人生はワンダフル」は、何かになりたくて頑張ったものの、結局なれなかった人々の“人生再活劇”で、惨めな人生をもう一度愛し、わずかだが確かな幸せを探していくドラマだ。

オ・ミンソクは最近、ソウル江南(カンナム)区新沙洞(シンサドン)のカフェにて「愛はビューティフル、人生はワンダフル」の放送終了インタビューを受けた。

オ・ミンソクが演じたト・ジヌは、キム・ソラと結婚式を挙げたが、ムン・ヘラン(チョ・ウリ)と不倫を犯す人物である。劇中ト・ジヌは交通事故に遭い、10話まで病院で横たわっていた。そんな役について彼は「ト・ジヌを演じながら『ト・ジヌを憎んだらだめだ』と思いました」と述べた。

「病床に横たわっていましたが、目覚めると悪口をさんざん言われるだろうと思いました。元妻を取り戻そうと執着して、愛に渇望する姿を人々が嫌がると思ったんです。ト・ジヌ本人が切実なので、そう生きてきたという考えを持っていましたが、そんな過程を客観的に見た時に、他の人が嫌がるだろうなと思いました。しかし、それを恐れてはならないと思いました。『他の人が嫌がっても、自らト・ジヌを憎まないようにしよう』『妥当性を持って演じなければならない』と心に決めました」

最終回でト・ジヌは、キム・ソラと再会してハッピーエンドを迎えた。すべての予想を覆す結末だった。しかしオ・ミンソクは、チョ・ユニと再びよりを戻せるとは予想していなかった。

オ・ミンソクは、「ト・ジヌは、長い間にわたり病院でベットに横たわっていました。劇中の母親役のパク・ヘミ先輩とスタッフが、私が目覚めると悪口をさんざん言われるだろうと予想していました。私も私が起きて何をすべきかを知っていました。『視聴者に嫌われるな』と考えていましたが、与えられた役どころに忠実に臨みました。ところが『キム・ソラとト・ジヌが再び一緒になったらいいな』という反応が少しずつ出てきて、そのような雰囲気に向かい本当に驚きました」

オ・ミンソクは「2019 KBS演技大賞」で「愛はビューティフル、人生はワンダフルル」を通じて、長編ドラマ部門の男性優秀賞を受賞した。しかし、オ・ミンソクは「ただ喜ぶことができませんでした」と打ち明けた。

続けて「賞を頂けるだろうとは思っていませんでした。なぜならドラマがまだ中盤で、私が(病床で)目を覚まして起きたばかりの時だったからです。賞をもらって、とても感謝しました。しかしドラマがまだまだ続いたので、ひたすら喜ぶのではなく、責任を感じました。また受賞の感想を伝えるときに、ユン・バクを見ることができませんでした。一緒に出演しているユン・バクも受賞候補にノミネートされていたからです。嬉しくて感謝すべきことでしたが、ただただ喜ぶわけにはいきませんでした。家に帰ってユン・バクに『雰囲気上、私が受賞したようだ』とメッセージを送りました。ユン・バクが私に、『そういう風に考えないで』と言いました。本当に優しい弟です」

記者 : チョン・ジヒョン