「おかえり」本編の予告編が公開された。

3月25日に韓国で放送がスタートのKBS 2TV新水木ドラマ「おかえり」は、人間の男性に変身する猫のホンジョと、子犬のような人間の女性ソラの微妙なときめきを描くファンタジーラブコメディだ。誰かを抱いてあげることができて、人間になる事が幸せな猫ホンジョ（INFINITE エル）と、いつも誰かを抱いてあげなければならなかった優しい明るいキム・ソラ（シン・イェウン）は、一人ぼっちを自任する工房カフェの店主イ・ジェソン（ソ・ジフン）が繰り広げるファンタスティックな青春童話として、期待を集めている。

これに関連して、「おかえり」の特別なキャラクターと奇妙な関係が盛り込まれた予告編が公開されて、想像力を刺激している。暖かい日差しの中で居眠りしていたホンジョが「また、その夢を見た。その記憶の中で僕は」と低い声で言い、目を覚めたらいつの間にか真っ白な猫に変わっている。さらにその瞬間を目撃せず通り過ぎるキム・ソラの様子が収められ、危なっかしいながらも独特な緊張感が形成され、好奇心をくすぐった。

次いでぼたん雪がこんこんと降った夜、悲しそうな眼差しをしたキム・ソラと、真っ白な猫を胸に抱いて涙を流すイ・ジェソンが出くわした。キム・ソラは、猫アレルギーのため何度も鼻をすすりながらも猫を手放さないイ・ジェソンを見ながらやきもきし、結局イ・ジェソンから猫をもらって家に帰ってきた。しかし、キム・ソラは「好きにならないで。私がほんの少し犠牲になるから」と、猫を関心を置かないために努力した。

特に、次の瞬間にエプロンに頭巾までまとって、サバを焼きながらしょんぼりしているホンジョが登場して、注目を集めた。ホンジョは「僕は人間でもありません」と悲しみ、一緒に働いていたおじさんコ・ミンジュン（チョン・ベス）が「じゃあ、猫？」と聞くと、すぐに「はい」と答え、悲しそうに訳のわからない“猫のアイデンティティーを告白”し、関心を集めた。

ホンジョは、キム・ソラがイ・ジェソンを見て照れて体を隠すのを後ろから見守り、切ないため息をついた。また、雨の日にキム・ソラがイ・ジェソンと一緒に傘を差してドキドキしながら頬が赤くなるのを見た時には、近づこうとした足も止めた。「これくらいの距離なら、君のそばにいられるだろう」とし、イ・ジェソンのそばにいるキム・ソラをずっと眺めているホンジョの切ない様子が捉えられ、果たして純粋な若者たちが描くユニークな飼い猫ロマンスがどのように展開されるか好奇心をくすぐった。

制作陣は「心臓を暖める非常に美しく善良な世界だ。『おかえり』の初放送があとわずかしか残っていない。近づいていくほど微妙になる3人の関係に注目したら、もっと暖かく楽しく楽しんでいただくことができると思う。『おかえり』に多くの期待をお願いしたい」と伝えた。

「おかえり」は、韓国で3月25日の午後10時に初放送される。