「霊魂修繕工」キム・ガラン“作品のためなら変化は怖くない”

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パワー溢れる新人女優に会うのは、いつでも楽しいことだ。2017年、KBS 2TV「私の男の秘密」で本格的な活動を始め、KBS 2TV「最高の離婚」とKBS1「夏よ、お願い」を通じて少しずつ顔を知らせ始めた新人女優キム・ガラン。演技のためにマジックからゴルフまで、幅広く挑戦している彼女は、どんな役でもこなす準備ができている。1日24時間を充実して過ごす情熱あふれる新人女優キム・ガラン。都会的なルックスとは裏腹にコミカルな演技に対する願望を語る、ギャップのある魅力の持ち主キム・ガランとの初々しい瞬間を紹介する。

―― 「@star1」とのグラビアは、いかがでしたか?

キム・ガラン:今までやったことのないコンセプトだったので、すごく緊張しました。しかし、今日着た服は、普段からグラビアを撮影することになったら着てみたかったスタイルだったので、気分よく撮影しました。

―― ヘアスタイルの変化が印象的です。作品のためには変化を恐れないほうですか?

キム・ガラン:今回のドラマで末っ子役を務めましたが、もっと若く見えるように変化が必要でした。だから前髪も切りました。「最高の離婚」の時もボブヘアに切ったんですが、作品のために変身する準備はできています。坊主頭になる準備もできています(笑)。

―― KBS 2TV水木ドラマ「霊魂修繕工」に合流するとお聞きしましたが、どんな役を務めましたか?

キム・ガラン:精神健康医学科のインターン役です。本来は精神医学科ではなかったんですけど、血を見るのが怖くて精神医学科に転向したケースです。しかし、血より怖いのは、人々の感情をコントロールすることであることに気づき、徐々に成熟していくキャラクターです。そして先輩たちに怒られても、「私はインターンだから大丈夫」と思って割り切ろうとする超ポジティブな末っ子役です。こんなに明るくて、私の年齢よりも幼い役は初めてなので、実は少しプレッシャーがあります。

―― 今回の役づくりのため準備したものはありますか?

キム・ガラン:実際に医師たちの生活に触れることはできなかったので、YouTubeにある医師たちのドキュメンタリーをたくさん見ました。精神科関連の映像はあまりありませんでした。なのでMBC「キルミー・ヒールミー」やKBS 2TV「ブレイン」など、関連のドラマをたくさん観ました。

―― 「霊魂修繕工」は、幸せを見つけ、慰めと共感のメッセージを伝える作品だと聞きました。最近、キム・ガランに幸せを与えることは何ですか?

キム・ガラン:新人なので、私が務めたすべての役は、オーディションを通じて選ばれました。なので、最近の最も大きい幸せは、オーディションで自分の能力を余すことなく見せた時、また、それによって作品の中で演技することができる時が1番幸せです。

―― 新人であるだけに大変なことも多いと思いますが、慰めが必要な時はどうしますか?

キム・ガラン:私は一人だけの時間を持ちます。あるいは両親に悩みを打ち明けます。両親が大変なところを一緒に悩んでくれます。

―― 普段の演技練習は、どのようにしていますか?

キム・ガラン:以前は塾に通ったりもしましたが、最近は一人で印象深いシーンを集めて練習しています。作品を見て共感できる部分があれば、シーンをキャプチャして表情の研究もして、セリフを練習します。また、周りの人のフィードバックを聞いて、オーディションの準備をします。最近、KBS 2TV「椿咲く頃」を印象深く観たんですが、ヒャンミに愛着をすごく持って、たくさんのシーンをキャプチャーしました。

―― 演技をしながら、助けてくれた先輩たちはいますか?

キム・ガラン:ドラマをするたびに多くの先輩たちに助けていただきましたが、やはり最も私に多く気を配ってくださったイ・ハンウィ先輩に言及せざるを得ません。イ・ハンウィ先輩は共演した時に、直接会うシーンが1回もなかったのに、私のインタビューを読んでフィードバックをしてくれた方です。インタビューを受けた時、「この部分は良かったけど、ここは直す必要がある」といつもアドバイスしてくれます。おそらくこのインタビューが出たら、またインタビューを読んだと連絡してくれると思いますが、本当にいつも感謝している先輩です。

―― これからやってみたい役はありますか?

キム・ガラン:SBS「VIP」のチャン・ナラ先輩のような役です。優しくてかわいいイメージの代名詞であるチャン・ナラ先輩が、「VIP」でギャップのある魅力を見せたこと自体にすごく驚かされました。そのように、作品を通じてインパクトを与えることができる役をしてみたいです。

―― 人々に知ってもらいたいキム・ガランの魅力は何ですか?

キム・ガラン:私は笑う時と笑わない時とで、イメージの差がすごく大きいと言われます。今回の「霊魂修繕工」のオーディションの時も、監督が最初は私に気が強いというイメージだけ持っていたそうです。しかし、私がコミカルな演技を見せたら、「あれ? こんな面もあったんだ?」と言われました。役者としてさまざまなイメージを持っているのは長所だと思います。だから、多くの方々に私のコミカルな一面も知ってもらいたいです。

―― 広告モデルとしてもたびたび出演していますが、CMに抜擢される自身だけの秘訣はありますか?

キム・ガラン:室長と表情の研究をたくさんしています。最近はマジックを習いながら、さまざまな驚く表情を練習したし、また、私だけのシグネチャーポーズを研究しました。

―― 撮りたいCMはありますか?

キム・ガラン:焼酎のCMです(笑)。焼酎が大好きです。だから会社の代表も「ガランは作品より焼酎CMを撮らなければいけない。誰よりもうまく撮ることができる」と言うほどです。

―― Instagramにファンたちが残すコメントはすべて見ているほうですか?

キム・ガラン:いつも見ています。そしてほぼ全部に返事をするほうです。少数ではありますが、コメントをつけてくださる方々はよくつけてくださっています。縁が長く続いてほしいと思います。

―― 作品がない時、どのよう余暇を過ごしていますか?

キム・ガラン:映画やドラマを観たり、最近は運動に集中しています。好きではないんですが、一度走ったら気分がとても良くなります。それからゴルフもするんですが、一生懸命に練習して将来作品を通じて実力をアピールする機会が来ることを願っています。

―― キム・ガランの2020年の目標は何ですか?

キム・ガラン:まず「霊魂修繕工」を通じてキム・ガランという女優がもう少し知られることになったら嬉しいです。そして、これまでの作品とは違って、少し明るくウィットに富んだ役で出演するだけに、作品が終わって「かわいい末っ子」「面白い末っ子」のようなイメージとして人々の脳裏に残ることができる役者になりたいです。

記者 : イ・ミンギョン