「高等ラッパー2」出身GEUNSU、新曲「Flower」に込めた思いとは?“好きな子と歩いていて…”

OSEN |

写真=チ・ヒョンジュン
「高等ラッパー2」出身のGEUNSUが、近づく春に似合う新曲「Flower」を公開した。

GEUNSUは最近、OSENビルで行われたインタビューで新曲「Flower」について話した。

Mnet「高等ラッパー2」で顔を知らせたGEUNSUが「Money」に続き、4ヶ月ぶりに春の雰囲気が漂う新曲「Flower」を引っさげて戻ってきた。2月25日に発売された楽曲「Flower」はGEUNSUが初めて発売するラブソングで、実際に初恋の思い出を込めた楽曲だ。

GEUNSUが自ら作詞・作曲・プロデュースまで手がけた「Flower」は、ミドルテンポの夢幻的かつ感性的なメロディと、クセになるサビが印象的な楽曲で初めて経験する、不慣れだが胸がときめく大切な瞬間を温かいメロディーと純粋かつ淡白な歌詞で表現した。

GEUNSUは新曲「Flower」に対し、「この曲は20歳の時に書いた楽曲だが、僕も愛の歌を書いてみようかと思って悩んでいたところだった。当時、好感を持っていた人と一緒に弘大(ホンデ)通りを歩いてから作業室に戻り作業したが、曲があまりにも早く出来た。その子と歩いた時の感じを込めた楽曲だ」と打ち明けた。

そして、「その時が春だったし、ネオンサインも輝き、花びらが舞うそんな雰囲気がすごく良かったと思う。実はこの『Flower』という楽曲は恋が始まる前、お互いの気持ちが確かでない、ただ一緒にいるだけで浮かれてサム(Some、付き合う前に知り合って行く段階)でもない妙な感情を込めた楽曲だ」と説明した。

昨年10月、シングル「Money」を発売し、大衆的なメロディーとクセになるフック、素直な歌詞で好評を博したGEUNSU。GEUNSUは「Money」に対し「この曲は本当にお金を儲けたいと思った時に作った。『高等ラッパー』に出演し、少しお金を稼いだ。ところが、すべてのオーディション番組がそうであるように、時間が経つとバブルがはじけ始めるじゃないか。もう終わったのかと思って悲しかった。あの時は本当に大変だった」と語った。

また、「本当に、どうすればお金を稼げるだろうかと思いながらピアノを弾いていたが、とても軽快な歌が出来た。それなら、僕の悩みを暗い雰囲気ではなく、明るく面白く書いてみようと思って『Money』という曲を作るようになった」と当時を振り返った。

それからGEUNSUの「Money」は、モバイル動画フラットフォームTikTokでダンスカバーなどで人気を博し、4ヶ月が経った今でも話題になっている。最近、ユーザーの年齢が低いTikTokの特性上、道で若い子たちが自身を見て分かってくれると言う彼は、「まったく予想できなかった。実は僕もTikTokをよくしてないけど、予想外に大ヒットした。小学生たちがハンバーガー店で僕を見て『Money』の小節を歌ってくれた」という可愛いエピソードを伝えた。

「高等ラッパー2」で好評を受けた「On The Tree」から「Money」まで、軽快かつ率直な歌詞で愛されたGEUNSUは雰囲気を変え、春によく似合う甘いラブソング「Flower」を発売した。

彼は「実は僕が昨年出した楽曲が多かった。僕が『高等ラッパー』の時に歌った一番有名だった曲が『On The Tree』だが、それもお金をテーマにした楽曲だった。全部似たような雰囲気で人々が『あいつはなぜお金の歌ばかり書くのか』と思うかもしれないと思った。それで今回は逆に、僕はこんな曲も書けるという姿を見せようと思い、この曲を書くことになった」と話した。

GEUNSUは自身の強みについて「僕はサビを作るのがすごく上手いと思う。音楽を始めた時からサビの重要性を分かっていたので、一生懸命努力した。すごくクセになるサビを作ると思う。易しいのがいいと思うので、簡単にアプローチしようとするし、難しく作らないための努力をする」と自信を示した。

最後に、GEUNSUはこれからどんな音楽がしたいかという質問に「これからもたくさんの人が楽しむ音楽を作る人になりたい。もともと幼い頃から僕の夢はポピュラーな音楽をする人だった。多くの人が僕の歌を聞いてたくさん歌って、皆が知っている音楽を作りたいと思った。なので、多くの人が楽しむ音楽を作り、そのような音楽をするミュージシャンになりたい」という希望を伝えた。

記者 : チ・ミンギョン