俳優コ・サンホ、ドラマ「浪漫ドクター キム・サブ2」放送終了の感想伝える“悪口も褒め言葉と考える”

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写真=(株)チョウンサラムカンパニー、SBS「浪漫ドクター キム・サブ2」放送画面キャプチャー
俳優コ・サンホがSBS月火ドラマ「浪漫ドクター キム・サブ2」で、俳優キム・ジュホンと共にトルダム病院に残留し、新しい始まりを暗示するなど、最後まで憎めない熱演を繰り広げ、愛情たっぷりの放送終了の感想を明かした。

コ・サンホは26日、所属事務所(株)チョウンサラムカンパニーを通して「初めてこうして長いドラマに出演することになったが、僕を信じて役を任せてくれたカン・ウンギョン脚本家並びにユ・インシク、イ・ギルボク監督、そして現場で苦労を共にしたすべての俳優、スタッフの皆さんに本当に感謝している。毎回『浪漫ドクター キム・サブ2』とヤン・ホジュン役に熱い関心を送ってくださった視聴者の皆さんにも心から感謝しているということを伝えたい。個人的に今回の作品に参加することができてとても光栄で、僕にとってありがたく大切な作品であり、長い間意味深い瞬間として記憶することになりそうだ。悪役になりきれない悪役なので悪口もたくさん言われたが、これもまた俳優として受けられる大きな愛と褒め言葉だと考え、これからより成長していく姿で恩返しできるように頑張る」と愛情たっぷりの感想を伝えた。

25日に韓国で放送終了した「浪漫ドクター キム・サブ2」最終回の放送で、ヤン・ホジュン(コ・サンホ)はパク・ミングク(キム・ジュホン)に、彼に従った10年間の鬱憤を吐き出し、目を引いた。ヤン・ホジュンはパク・ミングクの辞職願いを自ら無くしたことを明かしながら、「ところで、なぜそうしたのか、分かりますか? 僕も出世というものをしてみようと思いました! 有名で腕のいいパク・ミングク教授のコネを一緒に使って、僕も主流世界に入ろうと思いました! ところが、こうしてあっけなく倒れてしまったら、僕の人生はどうなるんですか? 教授の人生は教授の思い通りにすればいいですが、僕は!」と、これまで表に出したことのない彼の本音を吐き出すように表した。

これを受け、本院に戻れるようにしてあげるというパク・ミングクにヤン・ホジュンは「下部にはなるけれど、天下りは嫌です! この10年間、教授に忠誠奉仕したから、今度は教授が責任取ってください! 逃げないでその場から! 僕のこの10年間、責任取ってください!」と鬱憤を吐き出し、長い間ただパク・ミングクのそばを守り、信じて従った彼の真心と悲しみが共に爆発する場面が描かれ、注目を集めた。

その後、ヤン・ホジュンはパク・ミングクが壊れないようにト・ユンワン(ト・ユンワン)に隠しておいたキム・サブ(ハン・ソッキュ)の診断名を持っていき、キム・サブとトルダム病院を壊すことに加担しようとしたが、むしろキム・サブがシン会長の遺言を切り札として出し、ト・ユンワンを逆に倒した。その時、急な大火事が起きたことが伝わり、トルダム病院は忙しくなり、ト・ユンワンのそばであたふたしていたヤン・ホジュンにパク・ミングクがもう一度手を差し伸べたりもした。結局、ヤン・ホジュンはこれまでそうだったように、パク・ミングクと共にし、トルダム病院での新しいスタートを暗示するような結末で最後を飾り、胸がいっぱいになる感動を届けるのはもちろん、最後まで興味深い展開を作る役割をしっかりと果たし、印象を残した。

このようにコ・サンホは出世と成功のために、これまであらゆる悪事をしてきた本音を吐き出したり、それにも関わらず自分の上司に対する義理を守るために努力するヤン・ホジュンを現実味がありながらも、真心のこもった熱演で表現し、最後までドラマをより興味深くする猛活躍をした。

コ・サンホは、5月3日まで大学路(テハンノ)アートワンシアター2館で上演されるミュージカル「ミッドナイト:アントラス」に出演し、精力的な活動を続けていく予定だ。

記者 : ソン・ヒョジョン