Vince、新曲「Emergency」をリリース“BIGBANGのSOL、元Wonder Girlsソンミらの楽曲を作業…いい経験ができた”

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写真=THE BLACK LABEL
BIGBANGのG-DRAGON「SUPER STAR」、BIGBANGのSOL「WAKE ME UP」、WINNER「AH YEAH」、元Wonder Girls ソンミ「Gashina」など多数の人気曲に参加した人がいる。それはTHE BLACK LABEL所属のプロデューサーJoe Rheeだ。

すでに優れた音楽性を認められたJoe Rheeが昨年10月、歌手Vinceとして新たな出発を告げた。Vinceの登場は衝撃的なものだった。作曲・作詞・編曲の能力と共に甘いボーカルまで備えたためだ。さらに、彼の洗練されたビジュアルも音楽ファンを魅了するのに十分だった。

これに支えられ、Vinceはデビュー曲「毎日(MENNAL)」に続き、今月4日に新曲「Emergency」を発売した。「Emergency」にはZion.Tがフィーチャリングとして参加し「いつでも僕を思い出したら走っていく」というメッセージを盛り込んだ楽曲だ。

何より「Emergency」はチャートインと共に音楽ファンから大反響を呼び、BIGBANGのSOL、BLACKPINK、チョン・ソミが熱烈に応援した。これからVinceはどんな音楽がしたいと思っているのだろうか。

――「Emergency」はどんな楽曲ですか?

Vince:トラップサウンドをベースにしたR&Bナンバーです。会社の同僚で友達のZion.Tが参加しました。パーティーでも、クラブでも、インターネットでも、人々が楽しめるR&B風の楽曲を作りたいと思いました。

それで「Emergency」の作詞・作曲・編曲をするようになりました。「毎日」の延長線上にある感じです。軽い感じですが、サウンドや歌詞に重く勇壮なところがあります。

――なぜZion.Tがフィーチャリングに参加することになったのですか?

Vince:もともと一人で完成させました。そんな時、Zion.Tに新しいスタイルをしてみたくないかと聞いたらやりたいと答えました。Zion.Tは友達ですが、音楽を始めた時、たくさんのインスピレーションや支援を受けた歌手で尊敬してきました。実は同じ会社に所属していながらも、何か神秘的で気軽に近づけないイメージがありました。毎日会っているにもかかわらずです(笑)。

それからもっと親しくなって作業も一緒にすることになりました。どうせやるならZion.Tが最近見せたことのない姿をお見せしたいと思いました。それでZion.Tとできるだけヒップホップ風の楽曲をするようになりました。3年前から韓国の音楽ファンにこのようなサウンドをお聞かせしたいと思っていました。このような気持ちがZion.Tと一致し、嬉しかったです。

――ミュージックビデオでの演技が印象的でした。

Vince:編曲作業をしながら希望するビジュアルとミュージックビデオを想像しました。その中でノワール的なシーンを思い出しました。特に車をテーマにして車の上に乗ったり、車を壊したりするシーンを考えました。ミュージックビデオの監督とやりたいことについて話を交わし、構想しました。

――3ヶ月ぶりに新曲を発売しましたが、これからも定期的に(曲を)出す計画ですか?

Vince:アルバムは3、4年間準備してきました。アルバム単位で出すには楽曲がもったいないと思いました。これから着実に発売して色々な姿をお見せしたいです。すでに完成している楽曲も多いですが、どういうふうに発売していくかたくさん悩んでいます。ずっと楽曲を作って発売したいです。

――どうやってプロデューサーとして先に名前を知らせるようになりましたか?

Vince:初めてTHE BLACK LABELに入った時から歌手を夢見ていました。そして、序盤にプロデュースする機会ができました。SOL、ソンミの楽曲を作業し、しばらく僕のものはできませんでした。そういうふうに時間が流れたと思います。

――それにも関わらず、YGのミュージシャンをはじめ、ソンミなどと作業しましたよね。

Vince:実は、これまで作業したアーティストの方々は僕には過分でした。プロデューサーとしていい経験をしたと思います。僕は自分のアルバムを準備していましたが、他のアーティストの方々がTHE BLACK LABELにアルバム作業をしに来ました。それから僕とも自然に作業するようになって、アーティストの方々が僕を同等にしてくれました。ありがたかったです。

これはTEDDAY代表のおかげだと思います。代表がそのアーティストの方々に僕について信頼を与えてくださいました。TEDDY代表が僕と作業すればうまくいくと紹介し、応援してくださったのです。たくさん支援して頂いていて、本当にありがたい方です。

――TEDDY代表が今回の楽曲の発売を控え、アドバイスをしてくれましたか?

Vince:いつも良い事を言ってたくさん応援してくださっています。特に「どこへ行っても自信を持ってカッコよくやりなさい」とおっしゃっいました。本当に感謝しています。

記者 : キム・ウネ