「パラサイト 半地下の家族」世界販売収益が225億円を突破!米ボックスオフィスで6位を記録

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写真=マイデイリー DB
“アカデミー賞の4冠”を達成した「パラサイト 半地下の家族」の世界販売収益が2億ドル(約224億円)を突破した。

20日(現地時間)、ボックス・オフィス・モジョ(Box Office Mojo)によると「パラサイト 半地下の家族」は北米で4541万ドル(約50億8千万円)、海外で1億5563ドル(約174億3千万円)の収益を記録し、計2億105万ドル(約225億円)の収益を突破した。

この日、デイリーボックスオフィスランキングでも42万6277万ドル(約4774万円)を記録し、7位から一段階上昇した6位を獲得した。

昨年10月に公開した「パラサイト 半地下の家族」はアメリカでもIPTVを通じて観ることができる。しかしアカデミー賞の4冠達成以来、劇場で鑑賞しようと足を運ぶ映画ファンが集まり、ボックスオフィスでの順位逆走が始まった。

コムスコア(Comscore)の首席メディア分析家ポール・デルガラベディアンは 「バラエティ」を通じて「このような事例は、ストリーミング配信と劇場が互いに相反されるという従来の概念を破っている。『パラサイト 半地下の家族』はホームビデオ市場と劇場、両方で成功を収めている」と伝えた。

アメリカ現地では今のスピードなら、5000万ドル(約56億円)を超えて最大6000万ドル(約67億円)まで達成することができると予測されている。

写真=CJエンターテインメント
「パラサイト 半地下の家族」は、韓国映画としては初めて「第72回カンヌ国際映画祭」のパルムドール、「ゴールデングローブ賞」の外国語映画賞、「第73回英国アカデミー賞」の脚本賞、外国語映画賞、「第92回アカデミー賞」の作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞などを受賞し、韓国映画史で新しい記録を残した。さらに「パラサイト 半地下の家族」モノクロ版は、韓国で2月26日に公開されることも決定している。

ポン・ジュノ監督は2月19日に韓国で行われた記者会見で「『ロッテルダム国際映画祭』で、ある観客が『モノクロで観たら、画面からより匂いが強く感じられた』と言った。それがどういう意味かよく考えてみた。すると、俳優の方々の繊細な演技のディテールやニュアンスをより強く感じることができた。色を消したら俳優たちの眼差しと表情により集中することができた。直接観て感じてほしい」と伝えた。今後も「パラサイト 半地下の家族」の勢いは当分止まらない。

記者 : クァク・ミョンドン