「アイドル学校」制作陣2名に警察が拘束令状を申請…騒動に新たな展開か

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写真=Mnet
Mnetオーディション番組「アイドル学校」の投票操作疑惑を捜査してきた警察が、制作陣2名に対して拘束令状を申請した。

14日、ソウル警察庁サイバー安全科は12日に「アイドル学校」の制作陣2名に対して拘束令状を申請したと明かした。

検察は警察の申請を受け入れ、裁判所に令状を請求した。拘束前の被疑者尋問(令状実質審査)は、17日午前10時30分よりソウル中央地方裁判所で行われる予定だ。

昨年9月、「アイドル学校」の視聴者で構成された真相究明委員会の訴訟代理人(マスト法律事務所)は、ソウル地方警察庁にCJ ENM傘下Mnetの従業員たちを詐欺の共同正犯の容疑及び、証拠隠滅教唆の共同正犯の容疑で告訴・告発した。

当時、訴訟代理人側は「実際、ある練習生の場合、視聴者たちが自ら行った投票認証イベントで検証された最終話のリアルタイム有料モバイル投票の得票数(約5000票)と最終話の放送で公開された得票数(約2600票)に大きな差があった」と疑惑を提起した。

また「『アイドル学校』の投票及び集計の過程に操作があったという事実を視聴者が事前に知っていたなら、有料投票はしなかっただろう」とし、刑法上の詐欺罪が成立すると主張した。

また「Mnetの指示を受け、制作陣の一部が『アイドル学校』の元データを削除した疑惑もあり、これが事実であると判明された場合は、刑法上の証拠隠滅教唆に該当する」と付け加えた。

特に訴訟代理人は「繰り返される疑惑を回避する態度で一貫しているMnetをみると、これは単なる一部の過ちではなく、メディア倫理への軽視が組織内部に根強く広まっているのではないかと思う。徹底した捜査を通じて、疑惑を解消してほしい」と訴えた。

イ・ヨンピョソウル警察庁長は昨年12月に出入記者団との定例懇談会で「(「プロデュース」シリーズだけでなく)『アイドル学校』の疑惑についても高位関係者との関係、加担を捜査している」と伝え、捜査について強い意志を見せた。

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記者 : イ・ウイン