映画「パラサイト 半地下の家族」新たにトロフィー獲得…インディーズ映画が対象の授賞式で外国語映画賞を受賞

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映画「パラサイト 半地下の家族」がトロフィーをもう一つ追加した。韓国映画としては初めて「インディペンデント・スピリット賞」で外国語映画賞を受賞したためだ。

8日、映画「パラサイト 半地下の家族」はアメリカ現地で開かれた「第35回インディペンデント・スピリット賞」で外国語映画賞を受賞した。インディーズ映画を対象にする授賞式だ。

ポン・ジュノ監督は通訳のシャロン・チェとともにステージに立ち、「通訳者とともにするこのシステムをたくさん見ていただいたからよくご存知かと思う」と冗談を言ったあと、「10年前の映画『母なる証明』で『インディペンデント・スピリット賞』の授賞式に来たことはある。受賞はできなかった」と回想した。

さらに「最高のアンサンブルを見せた俳優たちとスタッフ、そして多くのことを支援してくださったBARUNSON、CJ、ネオン(いずれも配給会社)に感謝している」と伝えた。

また、ポン・ジュノ監督は「ニューヨークで『パラサイト』を初めて上映した古い映画館を思い出す。Q&Aをしているとき鼠が走っていくのを見た。観客の後ろに鼠が通るのをみて、何だか超現実的な感じがした。幸運の象徴だったようだ」とウィットに富んだ発言をし、拍手が送られた。

2月9日午後(現地時間)米カリフォルニア州ロサンゼルス・ハリウッドドルビー劇場で開かれる「第92回アカデミー賞受賞式」で映画「パラサイト 半地下の家族」は、最高栄誉に該当する作品賞をはじめ、監督賞、脚本賞、編集賞、美術賞、国際長編映画賞(外国語映画賞)の6部門にノミネートされた。

記者 : ペ・ヒョジュ