Big Hit、新ボーイズグループがデビューも?今後の計画を発表「SEVENTEENもWeverseを開設」(動画あり)

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写真=Big Hitエンターテインメント
Big Hitエンターテイメントが「音楽産業にイノベーションを起こす」というビジョンの実現に向け、Big Hitだけの成功の法則を見つけるという計画を発表した。

Big Hitは4日、ソウル東大門(トンデムン)デザインプラザ(DDP)で2020年上半期「共同体と共にするBig Hit会社説明会」を開催し、2019年の主な成果と2020年の計画を発表した。発表は、Big Hitのバン・シヒョク、ユン・ソクジュン共同代表と共に公演やIP、プラットフォーム事業部門をはじめ、Big HitとSOURCE MUSIC、BeliefなどBig Hitのマルチレーベルのリーダーらが行った。

最初に舞台に上がったパク・シヒョク代表は、「Big Hitの2019年は、前回の会社説明会で明らかにした『音楽産業イノベーション』というビジョンを実現するため努力した1年だった」と評価した。

また、公演とアルバムの流通、および提携、展示などメディアコンテンツ事業を展開するBig Hit Three Sixtyのキム・ドンジュン事業代表は「量質ともに成長を繰り返し、公演の経験を経て、収益構造を多角化した」と昨年1年を要約した。

最も重要な成果としては、より多くの観客が公演を楽しめるよう公演の観覧方法を多様化したことを挙げた。

キム事業代表は、2018年8月から約1年間開催した防弾少年団の「LOVE YOURSELF」「LOVE YOURSELF:SPEAK YOURSELF」ツアーで、劇場で公演を生中継する「ライブビューイング」とモバイル、パソコンで視聴できる「ライブストリーミング」の観客が、それぞれ41万人と23万人だったと明らかにした。また、この公演を基にした映画とドキュメンタリーなど、派生コンテンツの観客は約460万人で、計555万人余りが同じ公演を様々な形のコンテンツで楽しんだと説明した。これは実際のツアーの観客動員数206万人より2倍以上多い数字で、コンテンツの多様化が顧客拡大と売り上げ向上という相乗効果生み出した。

また、アメリカと日本に現地配送システムを構築し、韓国と同様のグッズ販売方法を適用することで、ファンの不便を改善すると共にグローバルスターであるビヨンセ、ジェイ・Z(Jay-Z)、U2などのステージデザインを担当したSTUFISHとコラボし、防弾少年団のワールドツアーで最高のコンテンツを披露することを予告した。

ユン代表は「様々な試みと経験、成功事例を基にビジネスモデルを構築し、Big Hitレーベルを超え、より多くの韓国国内外のアーティストとコラボする。その初の事例としてPledisエンターテインメントのグループSEVENTEENがWeverseを開設する」と明らかにした。

同日の会社説明会ではBig Hitのマルチレーベルの新しいニュースも発表された。

Big Hitのレーベルのシン・ヨンジェ副代表は、世界22の授賞式で81の賞を受賞した防弾少年団が収めた成果を振り返ると共に、昨年デビューしたTOMORROW X TOGETHERのワールドツアー、2022年の新たなボーイズグループデビュー計画などを公開した。

昨年Big Hitに合流したSOURCE MUSICのソ・ソンジン代表は、Big Hitのミン・フィジンCBO(ブランド総括、Chief Brand Officer)と行った合作プロジェクト「プラスグローバルオーディション」の成果を発表し、2021年にデビューするガールズグループの計画を明らかにした。また、3日にニューアルバムを発表したグループGFRIENDの活動計画にも言及し、Big Hitとの相乗効果を通じて“ガールズグループのトップレーベル”として成長するという目標を明かした。

Big HitとCJ ENMの合作法人であるBeliefのチェ・ユンヒョク副代表は「K-POPの主流ジャンル化」というBeliefの目標と共に、K-POP育成システムをグローバル市場に輸出するというビジョンを明かした。そして初のプロジェクトとして、多国籍少年で構成されたボーイズグループが年内にデビューする計画だと明らかにした。

最後にバン・シヒョク代表はBig Hitが今年新たに準備している様々な事業を公開した。

防弾少年団をテーマにしたドラマ、グラフィックリリックス(Lyrics) 、新しいキャラクターアイテムなどの発表を予告した。また、言葉の壁でアーティストのコンテンツを十分楽しむことができない海外ファンのために、アーティストのコンテンツを活用した韓国語教育コンテンツ「Learn Korean with BTS」を3月に披露すると伝え、予告映像を公開した。また、昨年Big Hitが買収したゲーム会社SUPERBのオ・ミンファン代表も舞台に上がり、防弾少年団のキャラクターを活用したゲームのリリース計画を明らかにした。

Big Hitの説明会の全体映像は、Big Hitレーベルの公式YouTubeチャンネルを通じて確認できる。

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記者 : イ・ミンジ