新型コロナウイルスの感染拡大で韓国芸能界にも影響…イベント中止や延期が相次ぐ

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写真=OSEN DB
中国武漢市で発生した新型コロナウイルスによる懸念が広がっている中、韓国の芸能界にも影響が広がっている。感染を予防するためイベントを縮小、あるいはキャンセルにしたり、人類愛を発揮し、武漢に応援のメッセージを送っている。

SUPER JUNIORは先月28日に開催される予定だった「SUPER JUNIOR THE STAGE」の収録を非公開で行った。京畿道(キョンギド)一山(イルサン)ビッマル放送支援センターで2回にわたり、それぞれ400人のファンとカムバックショーを収録する計画だったが、イベントをキャンセルし、NAVERのライブ映像配信アプリ「V LIVE」の生中継でファンと会った。

元SECHSKIES カン・ソンフンは今月14日と15日、ソウル広津(クァンジン)区世宗(セジョン)大学テヤンホールで開催予定だったミニコンサート&ミニファンミーティング「For You&I」を延期した。X1出身キム・ウソクも、単独ファンミーティング公演のチケット販売を延期し、新型コロナウィルスの予防に取り組んだ。NRG出身のイ・ソンジンも久しぶりにファンに会い、誕生日パーティーを行う予定だったが、キャンセルとなった。

YBは今月の単独コンサートを取り消し、全額払い戻しを決定した。少女時代 テヨンとNCT DREAMは、それぞれシンガポールとマカオ公演を暫定的に延期した。SECHSKIESも中国で予定されていたファンサイン会の日程を延期し、12日にカムバックを控えたPENTAGONもファンの安全のためショーケースをキャンセルし、「V LIVE」を通じて観客なしでショーケースを生中継することにした。

GFRIENDも3日、ファン向けショーケースを観客なしで行うと知らせ、今月の少女(LOONA)も8日に予定されていたショーケースを同じ方法で行う。防弾少年団の所属事務所Big Hitエンターテインメントも4日に開催される予定だった「共同体と共にするBig Hit会社説明会」を外部に公開せず、独自で進めると明らかにした。

KBSは「開かれた音楽会」「不朽の名曲」「ギャグコンサート」「ミュージックバンク」など、公開放送の収録に特別に注意を払うよう呼びかけた。特に先月31日「ミュージックバンク」は観客なしで撮影を行い、1日のMBC「音楽中心」と2日のSBS「人気歌謡」も観客なしで収録が行われた。

キム・ジョンファ、ミナ、ユン・セア、ユジン、元AFTERSCHOOL カヒ、イ・ユンジ、パク・スルギらは、新型コロナウィルスの拡散で家族とファンの健康を心配した。特に母親の心で「子供を育てる世の中のすべてのママ、パパ……尊敬して応援します」などのメッセージをSNSに残し、希望を伝えた。

パク・ミョンスはラジオを通じて「国民の健康を人質にするとは。もちろん需給が不確実ではあるだろうが、そんなに値段を上げてはいけない。皆そんなに余裕がないのにそんなに値段を上げたら大変だ。体に良いと言われてもそれが病気になると、食用にすることは禁止すべきだ」という発言で話題を集めた。

韓国人だけでなく、新型コロナウィルスの中心にある中国武漢市の市民たちへの応援も絶えなかった。ユ・アインは1日、SNSに「1111.We are human.We are earth.We are one」というコメントと共に映像を掲載したが、そこには「LOVE FOR HUMAN」と書かれており、注目を浴びた。

ユ・アインと同じ事務所に所属している親友ソン・ヘギョも自身のSNSに祈る顔文字を残し、人々に感動を与えた。中国と特別な縁があるため、新型コロナウィルスで誰より恐怖に震えている現地のファンを応援したものと見られる。

記者 : パク・ソヨン