韓国で今年30歳に!Red Velvet アイリーンから少女時代 ソヒョンまで、アイドル6人に注目

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写真=各事務所

30歳は20代の厳しい成長の痛みを乗り越え、実が熟す時期と言える。そのためだろうか、30代を人生の黄金期と表現することもある。2020年は韓国の年で30歳を迎え、黄金の翼をつけた“成熟したアイドル”が多い。これからの活躍が期待される、91年まれのスター6人をまとめてみた。

EXOもいつの間にかデビュー9年目になった。その中でもリーダーのスホは、決して少なくない時間、絶えず成長してきた努力型のアイドルだ。整った顔立ちからも分かるように、真面目で模範的な性格で有名なスホ。グループのリーダーらしく、メンバーたちの面倒を見ることはもちろん、いつもファンのことを思い、コミュニケーションするミュージシャンだ。それだけではない。先輩と挨拶を交わす時は、ジャケットのボタンを締めて握手を交わし、スカートを履いたファンを配慮し、ジャケットを脱いであげたことも。このような端正なイメージと真面目な性格のため「両家の初顔合わせを無事にパスできそうな顔」と呼ばれるようになり、ファンの間ではスファクヘン(スホがくれる確かな幸せ)という新造語までできた。俳優キム・ジュンミョンとしても映画やドラマ、ミュージカルを行き来しながら活躍しているスホは、豊かな感情の表現で出演した作品ごとに好評が絶えない。俳優シン・ハギュンはスホについて「明るくてポジティブなエネルギーに満ちた人」とし、別の作品でもう一度息を合わせてみたいというラブコールまで送ったという。音楽に続き、演技までこなすスホのこれからの歩みが注目される。

常に成長している模範生、ソヒョン。あっという間に13年が過ぎた。若くしてデビューし、ファンの心をときめかせた少女時代の末っ子ソヒョンがいつの間にか30歳になる。活動を始めた頃から今まで一様に真面目なイメージを維持している彼女は、末っ子で正しくまっすぐなイメージで愛されてきた。何でも一生懸命に勉強して準備するタイプであるだけに、楽器や外国語、作詞などあらゆる分野で優れた能力を発揮している。特に作詞の才能があり、少女時代のアルバム、本人のソロアルバムなどで作詞に参加し、韓国音楽著作権協会に登録された曲だけで11曲になる。少女時代のメンバーの中で女優としても精力的に活動している。脇役から始め、速いスピードで成長し、今は立派な演技力を披露する主演級女優に成長、様々な作品で活躍を繰り広げている。現在、JTBCの短編ドラマフェスタ「こんにちは、ドラキュラ」の放送を控えている。ビジュアルだけでなく心も美しい。全国災害救護協会、スンイル希望財団など各団体に継続的に密かに寄付をして善行を実践してきた。

様々な作品に出演しているAFTERSCHOOL ナナ。過去エマ・ワトソンとクロエ・グレース・モレッツなどをおさえて2年連続「世界で最も美しい顔」で1位になったこともある。優れたボディと魅力的なビジュアルで多くの男性ファンの心を奪ったナナは、2009年ガールズグループAFTERSCHOOLのメンバーとしてデビューし、ユニットORANGE CARAMELの活動も兼ね、忙しく活動を続けた。音色を活かし、ラップとボーカルで魅力をアピールしてファンから愛されてきた。それから2016年、tvNドラマ「グッドワイフ」などに出演し、女優として本格的な活動を開始する。演技ドル(演技+アイドル)には厳しい基準が適用されがちだが、ナナは演技活動の序盤から好評を得た。ステージの上より演技する姿が、オーダーメードスーツを着たかのように自然だという評価もあったほどだ。映画「スウィンダラーズ」、OCNドラマ「Kill it」、KBSドラマ「ジャスティス」まで着実に経験を積み上げているナナ。KBS 2TV「2019 KBS演技大賞」授賞式でミニシリーズドラマ部門の優秀賞まで獲得した。もう演技ドルではなく、立派な主演級女優と呼ばれるほど自身の役割をきちんと果たす女優になったのだ。ナナが女優として見せてくれるこれからの活動が期待される。

元2NE1のCLの本名はイ・チェリンで、英語の名前はFaith Leeだ。「栴檀は双葉より芳し」という言葉通り、CLはデビューした頃から持ち前の自信溢れる振る舞いと表情、ステージマナー、観衆を魅了するカリスマ性で多くの好評を得て注目を浴びた。2NE1としてデビューした時、年齢では三番目だが、統率力があってリーダーを務め、グループを引っ張った。ソロ活動にも成功し、さらに輝くスターになった。2013年、ソロデビュー曲「 悪い子(THE BADDEST FEMALE)」で人気を博し、その後アメリカにも進出した。現在もソロ歌手として才能を見せている。

妖精のようなRed Velvetアイリーン。どこから見てもアイリーンは美しい。Red Velvetでメインビジュアルを担当しているだけに、清純でキュートな雰囲気を披露し、グループの中で一番年上であることが信じられないほど童顔だ。赤ちゃんのようなすべすべ肌を誇る彼女がもう30歳になった。ビジュアルだけではない。優れたリーダーシップを発揮して、グループでリーダーを務めていることはもちろん、ダンス、ラップ、歌のいずれも優れた実力を誇り、ファンの目と耳を魅了している。メインラッパーを務めているだけにSMスタイルにふさわしい優れたラップの実力で好評を博しており、ダンスもスルギと共にダンスが一番上手なメンバーに挙げられることもあるほど優れた実力を誇る。笑う時とそうでない時のギャップが大きく、意外な魅力の持ち主としても有名だ。人見知りで第一印象は冷たく見えるかもしれないが、実はいたずら好きで大胆な性格であることも彼女のチャームポイントだ。2020年にもペプロディーテ(アイリーンのあだ名。ペ・ジュヒョン(アイリーンの本名)+アフロディーテ)アイリーンへのイプドク(オタク入門)は続くだろう。

“生まれつきの芸能人”という修飾語は、まさに彼を指す言葉ではないだろうか。Mnet「プロデュース101」シーズン2に出演した時から抜群のセンスを発揮し、彼のリアクションも注目を集めた。参加した練習生の中でもお兄さんだったが、彼にとって年齢はハンデにはならなかった。むしろ彼はWanna Oneの頼もしいリーダーとしてグループをリードする“能力のあるお兄さん”だった。またユン・ジソンは、いつも茶目っ気たっぷりで愉快だが、本人の進む方向性や音楽についてはプロの考えを持つ。「プロデュース101」シーズン2のランキング発表の際、合格の感想として「できることはうまくやります。できないことは一生懸命にやります」と言った彼の言葉通り、ユン・ジソンはいつもうまくやり、足りない部分は努力で埋めていった。努力の汗を流し、Wanna Oneのグループ活動も、初の独立にも成功することができた。彼は今、軍服務中であるが、多くのファンが一日も早く彼に会えることを望んでいる。

記者 : ファン・ヨンド