防弾少年団のグローバル展示プロジェクトがソウルでも開幕…美術界の主要な関係者100人余りが参加

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写真=Big Hitエンターテインメント
世界トップのアーティストである防弾少年団の哲学とメッセージを、現代美術の言語に拡張したグローバル展示プロジェクト「CONNECT, BTS」が本日(28日)、韓国・ソウルでも幕を開けた。

「CONNECT, BTS」は2020年1月14日(以下、現地時間)、ロンドンで展示開幕を皮切りに、ドイツ・ベルリン、アルゼンチン・ブエノスアイレス、アメリカ・ニューヨーク、韓国・ソウルまで、世界5ヶ国22人の現代美術作家たちが、約3ヶ月に渡って展開するグローバルプロジェクトだ。

世界的な現代美術作家とキュレーターたちが「多様性に対する肯定」「つながり」「コミュニケーション」など、防弾少年団が強調してきた哲学とメッセージを支持し、これを現代美術の言語に拡張した作品を同時多発的に披露し、現在世界的に爆発的な反響を得ている。防弾少年団は今回のプロジェクトを通じて、音楽だけでなく現代美術という新しい領域と遭遇し、自身たちの哲学とメッセージを全世界に発信する。

「CONNECT, BTS」ソウル展示は28日午後、ソウル東大門(トンデムン)デザインプラザ(DDP)にてプレスオープンを皮切りに、韓国国内外の美術界の主要な関係者100人余りが参加した中、公式開幕した。

ソウル展示は、イギリス出身の作家アンド・ベロニカ・ヤンセンス(Ann Veronica Janssens)の大規模インスタレーション作品と、韓国の作家カン・イヨンを中心にしたアーカイブ展示セクションで構成されている。

アン・ベロニカ・ヤンセンスは、イギリス・フォークストーン出身で、現在ベルギーのブリュッセルを中心に活動している作家だ。主に光と色彩、霧などを利用した空間演出を通じて、共感覚的な体験を提供する。

ヤンセンスは今回のソウル展示で2つの作品を披露した。濃霧が立ち込める空間で光と色彩が合わさった非定型の彫刻形態とテクスチャーを最大限に引き上げた作品である。まるで昼と夜が境界を接して交差する瞬間のような劇的な空間で、この時代に最も独創的で新しい音楽世界を構築している防弾少年団の創作精神に出会うことになる。

韓国出身で、現在イギリスをはじめ、世界を股にかけて活動しているカン・イヨン作家は、防弾少年団の主なダンスからインスピレーションを得て再解釈した映像を、展示空間全体に投射するプロジェクションマッピング(Projection Mapping)をアーカイブセクションで披露した。

カン・イヨンは、7人のパフォーマーが防弾少年団のパワフルなパフォーマンスからインスピレーションを得て再解釈した動きを見せるプロジェクションマッピング作業である。単純な”ポップバンド”を越えて、世界的に文化、社会、経済的な地殻変動を引き起こしているグローバルアイコンであり、防弾少年団をプロジェクションマッピング作業で実現し、次元を超えるような没入的な環境を提供し、匿名性を帯びた7人のパフォーマーは、まるでARMY(防弾少年団のファン)の代わりのような身振りで、彼らとのコミュニケーションを導き出す。

「CONNECT, BTS」グローバルプロジェクトは、韓国のイ・デヒョンアートディレクター(元ベネチア・ビエンナーレ韓国館芸術監督)が統括企画を務めた。特に韓国展示は、イ・デヒョンアートディレクターがキュレーターとして参加した。

イ・デヒョンアートディレクターは、ソウル展示のプレスオープンに先立って「『CONNECT, BTS』は、現代美術と音楽の境界を越えて、5つの都市を結ぶグローバルプロジェクトである。全世界の大陸を網羅した22人の芸術家たちとキュレーターたちが、防弾少年団の包容的な哲学と価値に共感して、共同で展示企画を実験する今回のプロジェクトは、歴史的な出来事だ。特にソウル展示は、5つの都市プロジェクトを一つにつなげる展示で、アン・ベロニカ・ヤンセンス、カン・イヨン作家の作品のほかにも、他の参加アーティストたちのドローイング、映像、写真などの作業を見ることができる。今回のソウル展示を通じて、防弾少年団と参加する作家たちの包容的な(inclusive)芸術哲学が、より多くの人々と共有されてほしい」と明らかにした。

今回のプロジェクトの唯一の韓国出身の参加作家であるカン・イヨンは「世界5都市の有数の機関と著名な作家、キュレーターをつなげるこのプロジェクトが韓国で始まったことを非常に有意義に思っており、このプロジェクトで唯一の韓国作家として参加することができて光栄だ。今回の作業のために、イギリスに滞在する様々な世代と国籍のARMYに会い、彼らとの会話を通じて防弾少年団がくれる率直で飾らないメッセージが人種、国、言語を超えて、世界中の何百万人の人々をつなげたことを実感することができた」と語った。

世界的な彫刻家アントニー・ゴームリー(Antony Gormley)が参加したアメリカの展示は、2月5日にニューヨーク・ブルックリン・ブリッジ・ピア3(Brooklyn Bridge Pier 3)で公開される。ゴームリーは、自身の代表作の一つである「ニューヨーク・クリアリング」を披露する予定だ。ニューヨーク・クリアリングは、18kmに達するアルミ線で構成した立体造形物で、観客が作品の中に歩いていけるようにしており、今回のニューヨーク展示では「クリアリング」の中では初めて屋外大型設置物で行われる。

世界5都市の展示現場を訪問すると、防弾少年団のメンバーたちが登場する特別なガイドを体験することができる。

「CONNECT, BTS」の詳細については、ホームページで確認することができる。

記者 : ファン・ヘジン