「椿の花咲く頃」イ・ジョンウン“母親について考えるきっかけをくれました”

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
女優イ・ジョンウンが、KBS 2TVドラマ「椿の花咲く頃」(脚本:イム・サンチュン、演出:チャ・ヨンフン、カン・ミンギョン)の魅力について語った。

最近、ソウル江南(カンナム)区論硯洞(ノンヒョンドン)のカフェでKBS 2TV水木ドラマ「椿の花咲く頃」の放送終了のインタビューが行われた。「椿の花咲く頃」でイ・ジョンウンは、トンベク(コン・ヒョジン)の母親ジョンスク役を引き受けて熱演した。

この日イ・ジョンウンは、「昨年は最高の一年を送りましたね」という言葉に、「戸惑っています。できるだけプレッシャーを感じずに、心を軽くしようといろいろしています。休憩も取っています」と述べた。

「パラサイト 半地下の家族」の次期作として「椿の花咲く頃」を選択したイ・ジョンウン。彼女が選択した理由は、「公開前に監督が直接提案しに来られました。認知症のイメージのために、tvN『知ってるワイフ』の時と役どころが重なるかと思って、躊躇もしました。私も知らずに始めた部分が多いですが、また別のストーリーになると説得してくれて、出演することになりました」と説明した。

現在未婚のイ・ジョンウンは、切ない母性愛で視聴者たちを涙ぐませた。彼女は「椿の花咲く頃」が母親について考えるきっかけになったと語った。

「母が数年前に事故に遭ったことがあります。母は私が『作品の練習が大変だ』と話すと、すぐ翌日にお寺に行って祈りをささげます。そうするうちに股関節を骨折して、大きな手術を受けました。母親というものは、私たちがいくら母親のようにしようとしてもできない領域のことをしてくれる存在です」と話した。

続いて「母親が前向きな面だけ持っているではありません。劇中のジェシカ(チ・イス)の母親のように、すべてのことを子供の代わりにしてあげたために、子供を軟弱にしてしまうこともあると思います。個人的には母親の多角的な面が見られた作品なので、意味があると思います」と打ち明けた。

イ・ジョンウンは「椿の花咲く頃」で連続殺人犯“カブリ”だという疑いを受けた。これと関連し、「そのような意図を持って演技をしました。お互いカブリが誰か知らないので、お互いカブリのように演技するとより楽しいだろうということを直感的に感じました」と語った。

カブリが誰なのか知らなかったと語るイ・ジョンウン。彼女は「カブリを見つけた時、『母親の直感』という表現を使います。この表現は、ただ単に使うものではないと思います。次に父親が捕まった時に直感的に、『フンシク(イ・ギュソン)だ』という感じがしました。でも、(正体が書かれた)台本をもらったことはありませんでした。私たちみんなが失敗しました。監督が俳優たちにまで徹底的に隠し通しました」と笑った。

記者 : チョン・ジヒョン、写真 : クァク・ギョンフン