“ハッキング被害”チュ・ジンモのトーク相手が実名で報道?広がる2次被害に懸念

OSEN |

俳優チュ・ジンモが、携帯電話をハッキングされ被害を受けている中、MBC「ニュースデスク」の実名報道による波紋が広がっている。

「強力に対応する」というチュ・ジンモ側のコメントにもかかわらず、オンラインコミュニティに広がったチラシの内容と共に、実名報道による二次被害が相次いでいる状況だ。

これに先立ち10日、オンラインコミュニティにチュ・ジンモに関する内容の記事が掲載され、関心を集めた。携帯電話をハッキングされたチュ・ジンモが、知人たちと交わしたプライベートなメッセージと推定されるものが盛り込まれていたのだ。

続いてMBC「ニュースデスク」で、チュ・ジンモの携帯電話ハッキング被害事件について報道して、実名をそのまま公開し再び注目を集めた。10日「ニュースデスク」は、オンラインコミュニティの投稿をそのままキャプチャーして報道に使用し、流出されたものと推定される会話の内容と、チュ・ジンモと会話を交わしたものとみられる相手の実名までそのまま放送した。

写真=MBC放送画面キャプチャー
チュ・ジンモの携帯電話ハッキング被害事件が、芸能界の熱い話題として注目を集めていた中、「ニュースデスク」の実名報道は議論をさらに拡大させた。チュ・ジンモだけではなく、放送活動を通じて顔が知られたチュ・ジンモの妻ミン・ヘヨン、会話相手と推定される知人までターゲットになった。実名報道によって、二次被害が拡大しているという指摘も出ている。

これに対して「ニュースデスク」側は、11日の報道内容ではチュ・ジンモの会話相手の名前をモザイク処理して放送した。しかし、実名報道によってすでに波紋が広がっている状況であるだけに、手遅れだった。携帯電話ハッキング事件で、すでに十分に苦しみ、被害を受けているチュ・ジンモだが、実名報道によって強まった二次被害と後遺症は、未だに続いている様子である。

写真=OSEN DB
チュ・ジンモの所属事務所ファイアブラザーズ・コリア側はこれに対して、厳正な対応の方針を明かした。所属事務所側は「最近、各オンラインSNS、モバイルメッセンジャーアプリケーションを通じて流布されている所属俳優チュ・ジンモさんに関連し、当社は流布された経緯を含む一連の状況に対して、捜査機関に正式に捜査を依頼し、強力な法的対応をする方針である。したがって、上記のような流布などの行為を遠慮していただきたい」とコメントした。

続いて「いわゆる“チラシ“を作成して、これを掲載または流布するすべての行為は、法的処罰の対象となる。そのため、現在の無分別に配布されている関連内容を、いかなる場合にも再配布および加工して流布した場合、当社は法務法人を通じて強力に法的措置を取って責任を問う予定」と強調した。

携帯電話ハッキング被害によりプライベートな内容が流出し、困惑しているチュ・ジンモは、“チラシ”の流布などに対して厳正な対応を宣言しただけに、波紋が広がっている二次被害を食い止めることができるのか関心が高まる。

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記者 : ソン・ミギョン