イ・ビョンホン主演、映画「KCIA 南山の部長たち」俳優・監督・制作陣のインタビューを盛り込んだ映像公開
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写真=SHOWBOX
今年スタートを切る映画「KCIA 南山の部長たち」が、職人技で映画を完成させた俳優、監督、制作陣のインタビューを盛り込んだ“ウェルメイドプロダクション映像”を公開した。公開された映像では、ベールに包まれていた撮影現場の姿と俳優たちの熱演シーン、実際の撮影空間の風景などを確認することができる。
映像は大きく2つのパートに分けられ、制作現場を紹介する。大統領暗殺事件を制作陣と俳優たちがどのようにアプローチしたのかを扱った後、グローバルロケーションにまつわる話を紹介する。
ウ・ミンホ監督は「KCIA 南山の部長たち」を「なぜ、その人は大統領に向かって銃声を向けることしかできなかったのか?」という質問から出発した映画だと紹介した。イ・ヒジュンはシナリオを初めて受けた日を回想し「シナリオを読み、心臓の鼓動が高まって水を飲み込んだ記憶がある」と、没頭度の高いシナリオの魅力を伝えた。
イ・ビョンホンは「どちらか一方の視線に偏らず、事実と近づけて客観的に作業しようと努力した映画」と語り、政治的な視線を収めて1979年の日に淡々と戻った映画であることを明らかにした。
次のパートでは、グローバルロケーションに関する話が紹介された。ウ・ミンホ監督と継続的に作業してきているコ・ラクソン撮影監督、チョ・ファソン美術監督などは「KCIA 南山の部長たち」のリアリティを生かすための作業過程をを詳しく伝えた。
映画が韓国、アメリカ、フランスにいたる3カ国のグローバルロケーションを行った理由も「実際にその場所で事件があったから」だという。彼らはワシントンとパリの場合、まだその時代の空間がそのまま残っており、観客のストーリーへの没頭に役立つと考えたと伝えた。
また、映像では青瓦台(チョンワデ、大統領府)、中央情報部、宮井洞(クンジョンドン)の“安家(アンガ:特別な情報機関などが秘密保持のために利用する一般的な家)”のセットを制作する過程で、人物の内面を表わすためにどのような努力をしたのかも確認することができる。
韓国の旧正月連休が始まる1月22日(水)、全世代の観客と呼吸する映画「KCIA 南山の部長たち」は1979年、第二の権力者と呼ばれていた中央情報部長(イ・ビョンホン)が、韓国大統領暗殺事件を起こすまでの40日間のストーリーを描く映画だ。52万部以上販売された同名のノンフィクションのベストセラーを原作とし、俳優たちの爆発的な演技、ウ・ミンホの監督のウェルメイドプロダクション映画「KCIA 南山の部長たち」は、1月22日に韓国で公開される。
記者 : クァク・ミョンドン