ジュンス、年末コンサートを成功裏に終了…5回目の「最高のミュージカル俳優」主演男優賞受賞の快挙も

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写真=C-JeSエンターテインメント
ジュンスが年末コンサートを通じて、ファンと2019年を特別に締めくくった。

ジュンスは28日と29日の2日間、COEXのHall Dにて開催した「2019 XIA Ballad&Musical Concert with Orchestra Vol.6」を通じて、3年ぶりの年末コンサートでファンと約220分間にわたる楽しいひと時を過ごした。

壮大なミュージカル「エクスカリバー」のプロローグと共にステージの幕が上がった。「遥か遠いところで」でステージに登場したジュンスは、「2019 Ballad&Musical Concertへようこそ。皆さんがいらっしゃるこの場所で、僕の最初の『Ballad&Musical』コンサートが開かれるようになったあの時と同じ場所で、皆さんにまた出会えてより光栄だ」と伝え、本格的に年末コンサートの華麗な幕開けを告げた。

続いてジュンスは、ミュージカル「エクスカリバー」のナンバー「僕の前に広がるこの道」「心臓の沈黙」「これがまさに終わり」「王になるということ」を披露した。華麗な映像とステージ構成が調和し、実際の演奏を彷彿とさせる情熱的なステージを見せたジュンスは、これまで以上に見事な歌唱力と熱演で、ひとときも目を離すことができない最高の没入感をプレゼントして、会場の雰囲気を熱く盛り上げた。

ボーカリストとしての真価を思う存分に感じることができる、ジュンスバラードの宴が続いた。ジュンスは公演前に公式YouTubeチャンネルを通じて先行公開した新曲「雪が降る日には」を歌い、本格的なバラードコンサートの開始を知らせた。ジュンスは、「軍隊にいるときに皆さんの前で歌った瞬間がふと思い浮かんだ。その記憶がとても幸せで、ありがたく思った。そのとき感じた感謝を歌で表現した」とし、自ら作詞・作曲した曲のビハインドストーリーを伝えて、熱い歓声を受けた。

バラードカバー曲「言うとおりに」を歌う前、ジュンスは「最近約10年ぶりに地上波放送へ出演をすることになった。皆さんの愛で踏ん張ることができた。今日はここにいらっしゃる観客のみなさんの力になろうと準備した曲だ」と選曲した理由を明らかにした。約10年ぶりの地上波放送への出演に対する感謝と、ファンへの真心をもう一度伝え、そのほかにもユンナの「待つ」、ユン・ジョンシンの「Like it」をジュンスならではの歌声でリメイクし、会場を彼の声で満たした。

最後までミュージカルとバラードが調和し、観客に最高の瞬間だけをプレゼントしたジュンスは、アンコールでダンスまでプレゼントした。過去に日本ツアーコンサートで披露し、いつの間にかおなじみのアンコールステージとなった「さくらんぼ」では、可愛いさくらんぼの帽子をかぶって登場した。ファンの黄色い歓声に、ダブルアンコールでもう一度ステージに立ったジュンスは、ファンと一緒に今回の公演で共にしたキム・ムンジョン音楽監督とオーケストラまで全員立ち上がり踊ったダンスで、会場全体が一つになる珍しい風景を演出した。

2日間の公演を終えたジュンスは30日午前、もう一度嬉しいニュースを伝えた。観客の投票で行われる「2019 Stagetalk Audience Choice Awards(SACA)」で最高のミュージカル俳優主演男優賞に選定されたのだ。ジュンスは軍服務中の2018年を除き、2014年から今までSACAで最高のミュージカル俳優主演男優賞に5回選ばれ、SACAの最多受賞者となった。

記者 : ミョン・ヒスク