女優ハン・ヘジン側が賠償金を支払う判決が下された1審の宣告に対して、控訴の意向を示した。

ハン・ヘジンの所属事務所ジキムエンターテインメントは23日、公式報道資料を通じて「韓牛自助金管理委員会（以下、委員会）が入札公告を出した提案は、委員会とSM C＆Cとの間の約束であり、明らかに当社との契約ではないことをお伝えします」と述べた。

続いて「問題提起された1年間で3回以上のイベントへの参加については、単純に3回と明示されており、また正確なイベントの名称や日付が指定されていないことを申し上げます。報道された残りの1回への欠席に対して1審判決は出たが、これを当社は上記のような理由で認めることができない立場であることをお伝えします」と強調した。

加えて「これを受けて控訴を準備中であり、弁護士を通じて提出期限を調整している。当社は、今回のことが原因で所属女優が正面から悪意のあるコメントを受けて否定的に問題として取り上げられていることに、もどかしさを感じている。これに対して当社は、明らかな事実関係についてきちんと訂正することに全力を尽くす」と付け加えた。

これに先立ち同日、ソウル中央地裁民事合意33部（部長判事：キム・ソンヒ）は、韓牛自助金管理委員会がハン・ヘジンとSM C＆Cを相手に起こした損害賠償請求訴訟で「ハン・ヘジンが委員会に2億ウォン（役1879万円）を賠償せよ」と判決した。

韓牛自助金管理委員会は、昨年6月にSM C＆Cを通じてハン・ヘジンに清渓川（チョンゲチョン）にて開催される韓牛直取引市場と韓牛の日への出席を要請した。しかし、ハン・ヘジンはイングランド・プレミアリーグで活動している夫でサッカー選手キ・ソンヨンの引っ越しを理由に、イベントに参加することができないと答えた。これを受けて委員会は、ハン・ヘジン、SM C＆Cとの契約を解除し、彼らに対して5億ウォン（約4698万円）を請求する損害賠償訴訟を起こした。

裁判所は、ハン・ヘジンが契約に違反したと見た。裁判所は「契約締結当時、ハン・ヘジンが参加しなければならない3回のイベントである2018年度韓牛の日イベントが含まれており、このイベントへの参加は、契約の重要な事項」とし、続いて「有名芸能人としてスケジュールを管理する所属事務所があるにも関わらず、海外での家族の引越しを理由に、イベントに参加できないことがやむを得ない事由として見るのは難しい」と宣告した。

ただし、ハン・ヘジンが韓牛の日を除く2回の行事には参加しており、テレビ・ラジオ広告の撮影と番組に支障がなかった点を考慮して、違約金を5億ウォンから2億ウォンに減額した。

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【ジキムエンターテインメント 公式コメントの全文】

こんにちは。

ジキムエンターテインメントです。

本日（23日）報道された広告に関連する記事の正確な事実関係と公式コメントを伝えます。

まず、韓牛自助金管理委員会（以下、委員会）が入札公告を出した提案は、委員会とSM C＆Cとの間の約束であることであり、明らかに当社との契約ではないことをお知らせします。

問題提起された1年間で3回以上のイベントへの参加については、単純に3回と明示されており、また正確なイベントの名称や日付が指定されていないことを申し上げます。報道された残りの1回の欠席に対する1審判決が出ましたが、これを当社は上記のような理由で認めることができない立場であることをお知らせします。

これを受けて控訴を準備中であり、弁護士を通じて提出期限を調整中です。当社は、今回のことが原因で所属女優が正面から悪意のあるコメントを受けて否定的に問題として取り上げられていることに、もどかしさを感じています。これに対して当社は、明らかな事実関係についてきちんと訂正することに全力を尽くします。

また、正確な事実かどうかが確認されていない拡大解釈された報道と、根拠のない虚偽事実の流布を控えて下さることを何卒お願いいたします。

ありがとうございます。