チュ・サンウクの瞳マジック、恐るべし!ドラマチック愛憎劇「偽りのフィンアンセ」鑑賞コラム

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(C)2018. 2019 Hobakdungkul &iHQ all rights reserved.
韓国ドラマといえば、財閥と庶民の貧富の差のある愛、復讐や愛憎が入り乱れてのバチバチドロドロの濃い人間関係が代名詞。でも最近は洗練という名のもとに、巧みなミステリーとかラブ抜きの社会派ドラマとかお仕事中心のジャンルドラマとか、ドロドロがあったとしてもマクチャン(非現実的で、ありえない設定)とかという感じのものが多くなっていていたところに、なんだか久しぶりにキターッという正統派愛憎劇に出会えたのが「偽りのフィアンセ~運命と怒り~」だ。

復讐のためにヒロインが仕掛けていく偽りの愛の過程がドラマチックで、自分のもとで働いてほしいという御曹司に対して「私が何をしても決して心を許さないこと。これが条件よ」という芝居がかったヒロインのセリフが一気に非日常に連れて行ってくれる世界観で、こういうのを待ってました! という感じ。

御曹司をめぐって女性たちがビシバシ対決してビンタは飛び交うわ、貧乏人は~という暴言も頻発。まさにザッツ韓国ドラマで、現代の話なのに時代がかった印象で懐かしさすら覚える。でもそれだけでなく、巧みに仕掛けられた罠によって迷宮に入り込んでしまった人々の人間関係が、二転三転を超えて四転くらいする展開も面白くて最終回までだれることなく突き進むのが嬉しい。

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感慨深いのが、チュ・サンウクがすっかりこの手の愛憎ドラマに欠かせない俳優になってきたなあということ。以前は室長専門俳優と言われていたが、今ではすっかり社長とか王様が板につく貫禄が身に着いてきた。そんな男らしく硬派なオーラを身にまといながらも、瞳に漂う哀愁というか、どんなに厳しい表情をしていてもつい愛おし気にウルウルしてしまう涙目が、こうした愛憎ドラマでヒロインに翻弄される男にぴったりなのだ。

時代劇の『不滅の恋人』でも恋人たちのあいだに割って入りゴリゴリとヒロインに迫っていく明らかに嫌な奴なのに、あの潤んだ眼差しのせいで憎めなくなってしまう。というかむしろ横恋慕を応援したくなってしまうのだから、恐るべしチュ・サンウクの瞳マジック! それがこの『偽りのフィアンセ』の中でもいかんなく発揮されていて、彼の揺れる眼差しが女心を大いにくすぐる。

極めつけは、苦悩と葛藤の果てに「運命じゃなくてもだまされてもいい、君には僕が必要で僕は君が好きだ」なんてそのまぶしそうに潤んだ涙目でストレートに言うのだから、ヒロインならずとも落ちるでしょう。こんな風にゴリゴリだけどうるうるというギャップで切実に愛を乞うる姿が実にサマになる。

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そしてこのドラマで曲者なのがイ・ギウ。気弱そうでいてしれっとすごいことを要求してくるし、冷酷そうでもあるし、いい人なのか悪い奴なのか計り知れないキャラクターの面白さで主人公たちに揺さぶりをかけていく。優し気な顔立ちがかえって怖い。

K‐POPファンとしてはSUPERNOVAのユナクが出演しているのもお楽しみ。SUPERNOVAではリーダーでクールな印象だけど、ドラマでは元気のいい明るく爽やかな弟キャラとして登場し、姉から叱られたり、こき使われたりしている新鮮な姿が楽しめる。愛憎渦巻くストーリーの中にあってユナクが登場する場面はほっこりポイントになっている。

しかし、いずれの男性キャラも結局は女性に翻弄されていく羽目になるのだからやはり女は強し。こんな魅力ある男性キャラクターたちがいかにして女たちにもてあそばれていくことになるのか、ドラマチック愛憎劇に身をゆだねてみてはいかが?

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文:田代親世(韓流ナビゲーター)

「偽りのフィアンセ~運命と怒り~」リリース情報

・DVD-SET1&レンタルDVD Vol.1~5 好評発売中
・DVD-SET2&レンタルDVD Vol.6~10 好評発売中
・レンタルDVD Vol.11~15 2020年1月7日(火)レンタル開始
・レンタルDVD Vol.16~20 2020年2月4日(火)レンタル開始

各¥19,000+税 発売・販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント
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トレーラー:https://youtu.be/eygMAF4oB94

※U-NEXTにて独占先行配信中

■関連サイト
公式サイト:http://kandera.jp/sp/fiancee/

記者 : Kstyle編集部