「第29回ソウル歌謡大賞」で投票操作?疑惑を否定…サーバーダウンを謝罪“一時的な障害が発生”

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写真=「ソウル歌謡大賞」公式ホームページ
「第29回ソウル歌謡大賞」がネット投票の一時的な障害に対し、謝罪した。

「第29回ソウル歌謡大賞」は16日、公式ホームページに「一部アーティストへの投票に対する障害発生の原因および措置についてのお知らせ」と題した謝罪文を掲載した。

「第29回ソウル歌謡大賞」は「16日午前、『ソウル歌謡大賞』のモバイル投票アプリで発生した障害により、利用に不便をおかけしたことを深くお詫び申し上げる」とし、「明け方に行った週間集計の際、処理量が多かったため、それと同時に行われた投票で一部アーティストの情報を持つメモリーが応答せず、不特定アーティストに投票できない現象が発生した。すべての投票記録を全調査した結果、該当するアーティストは防弾少年団とEXOのチェン、AOAと確認された」と明かした。

続けて「このような障害によるCS受付を確認した後、直ちに措置し、本日午前9時45分頃、投票は正常化された。このような理由により、該当時間に該当アーティストに投票しようとしたファンが投票に参加できない状況が発生した。しかし、一部のファンが思う投票操作はなかった」と付け加えた。

「第29回ソウル歌謡大賞」は来年1月30日、ソウル九老(クロ)区高尺(コチョク)スカイドームで開かれる予定だ。

【「第29回ソウル歌謡大賞」謝罪文全文】

本日(16日)午前、「第29回ソウル歌謡大賞」モバイル投票アプリで発生した障害により、ご利用にご不便をおかけしたことについて、深くお詫び申し上げます。

障害の内容と発生の原因は、以下の通りです。

1.発生日時:2019年12月16日3:15頃~9:45頃(約6時間)

2.発生内容:一部候補者に対する投票障害発生

3.発生事由

12月9日から始まった「第29回ソウル歌謡大賞」の投票は日間・週間・月間投票の状況を集計しております。毎日午前0時頃に日間集計をしており、1週間が過ぎた本日午前3時頃から最初の週間集計を自動で行っていました。

今年は無料投票支給量の増加などの理由で前年に比べ、投票量が増えることに備え、システム処理速度をもう少し速くするため、DB(AWS RDS)と区別されるメモリDB(AWS Elastic Cache-Redis)を別途追加して使用しています。投票開始から1週間で新規加入のアカウントが100万に至るほど熱気を見せています。メモリDBは投票の際、アーティストの情報を持ってくる用途に使われています。

本日午前中に行われた週間集計の際、処理量が多かった関係で同時に行われた投票で一部アーティストの情報を持ったメモリーDBが応答せず、不特定アーティストに投票できない現象が発生しました。全ての投票記録を全数調査した結果、該当するアーティストは防弾少年団とEXOのチェン、AOAと確認されており、一部のアーティストも同時間に投票した履歴が見られませんが、全体投票数を考えると、実際に投票が行われていないことが把握されています。

このような障害に対するCS受付を確認した後、直ちに措置し、本日午前9時45分頃、投票は正常化しました。このような理由により、該当時間に該当アーティストに投票しようとしたファンが投票に参加できない状況が発生しました。しかし、一部のファンが思う投票操作は全くありませんでした。また、ユーザーが保有している投票権数の減少もありませんでした。

昨年、投票率だけ表記されたランキング方式に実際の投票数を表記し、誰もが現在の投票の状況を公正かつ透明に見ることができるよう努力しました。これは添付したデータを通じて確認することができます。投票が正常に行われたアーティストは、時間ごとに着実に投票数が増加しています。一方、障害が発生したアーティストの場合、障害が発生した時間には同一の投票数が維持されており、復旧後、投票数が大きく増加したことを確認することができました。「ソウル歌謡大賞」の投票は全ての投票履歴が記録され、保存されるため絶対に操作や介入は不可能だと自負できます。

週末が終わる月曜日午前に発生した障害に素早く対処できず、ご利用にご不便をおかけしたことに対し、お詫び申し上げます。「ソウル歌謡大賞」は投票の公正性を保つため万全を期しており、より徹底したモニタリングと検証を経て透明性をもって運営することをもう一度お約束いたします。

ありがとうございます。

記者 : ファン・ヘジン