「第19回 ディレクターズ・カット・アワード」韓国映画監督が選んだ最高の俳優&作品は?(総合)

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監督たちが今年選んだのは、「パラサイト 半地下の家族」と「ハチドリ」だった。

(社)韓国映画監督組合の監督たちが選定して授賞する「第19回ディレクターズ・カット・アワード」が12月12日午後7時、HYUNDAI CARDのUNDER STAGEで開催された。

この日、今年の監督賞部門ではポン・ジュノ監督の映画「パラサイト 半地下の家族」が選ばれた。「パラサイト 半地下の家族」は、その他にも今年の俳優賞(ソン・ガンホ)、今年の脚本賞(ポン・ジュノ、ハン・ジンウォン)、新人男優賞(パク・ミョンフン)など、4冠を獲得した。

ポン・ジュノ監督とソン・ガンホは「パラサイト 半地下の家族」のグローバルプロモーションのためイギリスに滞在しており、ビデオ電話で受賞のコメントをした。特にソン・ガンホは、「賞金はないか?」という気の利いた冗談で笑いを誘った。

自主制作映画の秀作とされている映画「ハチドリ」は3冠を獲得した。キム・ボラ監督は、今年の新人監督賞を受賞し、今年の新人女優賞(バク・ジフ)、今年のビジョン賞(キム・ボラ監督)を受賞した。

このように「パラサイト 半地下の家族」と「ハチドリ」が席巻した中、映画「ミス・ペク」(監督:イ・ジウォン)主演ハン・ジミンが、今年の女優賞を受賞する快挙を成し遂げた。

今年で19回目を迎えた「ディレクターズ・カット・アワード」は、韓国映画監督組合の監督が投票を通じて今年の監督と俳優を選ぶ授賞式で、各部門別の候補と受賞者選定だけでなく、授賞式の司会から舞台演出、映像編集、イベント進行まで引き受けて、韓国映画に対する愛情を表す特別な映画人のお祭りであり、候補と受賞者たちに格別な意味のある映画祭だ。ポン・マンデ、チャン・ハンジュン監督の司会で行われた。

【「第19回ディレクターズ・カット・アワード」受賞作・受賞者一覧】

◆今年の監督賞:ポン・ジュノ監督(「パラサイト 半地下の家族」)

◆今年の俳優賞:ソン・ガンホ(「パラサイト 半地下の家族」)

◆今年の女優賞:ハン・ジミン(「ミス・ペク」)

◆今年の脚本賞:ポン・ジュノ、ハン・ジンウォン(「パラサイト 半地下の家族」)

◆今年の新人監督賞:キム・ボラ監督(「ハチドリ」)

◆今年の新人俳優賞:パク・ミョンフン(「パラサイト 半地下の家族」)

◆今年の新人女優賞:パク・ジフ(「ハチドリ」)

◆今年のビジョン賞:キム・ボラ監督(「ハチドリ」)

記者 : ペ・ヒョジュ