アン・ネサン、ドラマ「ルワック人間」で可笑しくも悲しい共感を予告…作品での活躍に期待

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写真=DRAMA HOUSE
「ルワック人間」アン・ネサンが危機の家長を演じ、現実的な共感を引き出す予定だ。

本日(6日)、JTBC「ドラマフェスタ・ルワック人間」(以下「ルワック人間」)側は、引退を控えている危機の家長に変身したアン・ネサンのスチールカットを公開した。

公開された写真の中には、生存本能でもがくチョン・チャシク(アン・ネサン)の姿が興味深い。自分より若い上司の前で腰まで曲げながら飲み物を渡す彼の表情は切実そのもの。これまで守ってきた晩年部長のタイトルを死守し、生き残るために対面なんか捨てたチョン・チャシクの“忍耐”はおかしくも悲しい共感を引き出す。

帰り道に足を止めて座り込み古い靴を見つめるチョン・チャシクの眼差しには、家長の悲しい哀歓がそのまま盛り込まれている。すぐにでもすり減りそうな靴底は、これまで休まず走ってきた彼のこれまでの日々を代弁する。崖っぷちの危機に立たされたチョン・チャシクにやってきた奇跡のような人生第2幕はどんなものなのか、関心を集める。

アン・ネサンは「最初台本を読んで1時間もしないうちに出演を決めたぐらい、チョン・チャシクというキャラクターが良かった。父親たちの哀歓を良く表現したキャラクターなので、作品を選ぶことになった」と明かした。続いて「『ルワック人間』を見たら、温かな感動と幸せな時間で2019年を締めくくることができると思う」と付け加えた。

制作陣は「アン・ネサンは想像力が加えられたファンタジー的な素材に、事実的な演技で共感を吹き込んだ。愉快な笑い、そしてずっしりとした響きと共感を届け、ドラマをリードしていく彼の活躍に期待してほしい」と強調した。

「ルワック人間」は引退の危機に立たされた50代の高卒セールスマン、チョン・チャシクの物語を描く。コーヒー豆を輸入しようと会社に莫大な損害を与え、危機に立たされたチョン・チャシクは、いきなり“ルワック人間”になる奇跡を迎える。現実的で共感できるストーリーにファンタジー要素を加えたウェルメイド作品の誕生に注目が集まる。韓国で今月30日午後9時30分から2話連続で放送される。

「ドラマフェスタ」は、ドラマとお祭りの合成語で、素材、ジャンル、フラットフォーム、形式、分量にこだわらずに多彩なドラマを届けるJTBCの短編ドラマブランドの名前だ。

記者 : パク・グィイム