放送開始「チョコレート」ハ・ジウォン、初恋のユン・ゲサンと運命の再会

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=JTBC「チョコレート」放送画面キャプチャー
「チョコレート」ハ・ジウォンがユン・ゲサンとの子どもの頃の思い出を抱いて、大人に成長した。偶然出会った彼に気づいたが、ちゃんと挨拶も出来ずに再び別れてしまった彼らの姿が今後の展開への関心を集めた。

韓国で29日に初放送されたJTBC新金土ドラマ「チョコレート」では、ムン・チャヨン(ハ・ジウォン)とイ・ガン(ユン・ゲサン)の出会いから大人に成長して偶然で再会する姿まで描かれた。

イ・ガンは子どものころ、料理が上手な母親の影響で万能シェフを夢見ていた。ある日、お腹を空かせていた同年代の女の子を見たイ・ガンは、その女の子にご飯を作ってあげ「料理が美味しくて幸せだ」と泣く女の子に「お腹が空いたら来て、ご飯の心配はしないで」と慰めた。

イ・ガンにご飯を食べさせてもらった女の子はムン・チャヨンだった。ムン・チャヨンは子役タレントになるために食事の管理をしていた状況で、ムン・チャヨンはオーディションを受けに行くときも、イ・ガンの料理を恋しく思った。

ムン・チャヨンのためにチョコレートを作っていたイ・ガンは、実の祖母ハン・ヨンソル(カン・ブジャ)に会った。ハン・ヨンソルはイ・ガンの母親チョン・スヒ(イ・オンジョン)に毒舌をし、同じ時間イ・ガンは自分の犬をいじめる従兄弟イ・ジュン(後のチャン・スンジョ)と会ってケンカをして、海に落ちた。

二人の子どもは病院に運ばれるが、医師たちはイ・ジュンだけを治療した。イ・ガンの方が大きくケガをしていたが、イ・ジュンのことだけを治療する医師たちにイ・ガンの母親は「うちの子の方がケガがひどい」と哀願したが、誰も聞かなかった。結局チョン・スヒは「うちの子もコソン家の孫だ」とイ・ガンのルーツを認めた。これによってイ・ガンは祖母に連れられ、ソウルに行くことになった。

その後、子役タレントを辞めたムン・チャヨンはイ・ガンがいた海の食堂を訪れたが、すでにイ・ガンはいなかった。イ・ガンが自分を待っていたという話を聞いたムン・チャヨンは涙を流した。

その後イ・ガンは事故で母親を失い、コソン家で一人孤独な闘いをしなければならなかった。ムン・チャヨンは自分に温かな記憶を残してくれたイ・ガンのおかげでシェフになった。しかし、ムン・チャヨンは百貨店崩壊事故によるトラウマで病院に通っていた。

それに盲腸手術まで受けたムン・チャヨンは、食べ物が食べられない状態だったが、ベンチの上に置かれた食べ物を見て手が自然と動いた。その食べ物の持ち主はイ・ガンで、彼の名札を見た彼女は「イ・ガン? 」と叫んだ。ただ、彼女はイ・ガンが誰なのかすぐには思い出せなかった。

後に自分の初恋と名前が同じだということに気づいたムン・チャヨンは、彼の手首に注目した。子供のころ、イ・ガンが自分にチョコシャーシャーを作ってあげようとして、熱い牛乳にやけどをしたことを覚えていたためだった。医師のイ・ガンの手首にもやけどの痕があり、ムン・チャヨンは彼が自分の子どもの頃の記憶の中のイ・ガンと同じ人物だと確信した。

ところが、イ・ガンは自分を盗み見するムン・チャヨンの眼差しを誤解した。イ・ガンはムン・チャヨンに対して「恋愛みたいなもの、当分の間やるつもりない。僕を追いかける時間があったら、患者さんの体を回復することに使って」と毒舌をした。

病院での日課を終えて家に帰ってきたイ・ガンは、家族でない家族の間で息の詰まるような夕食をした。その場で自分がリビアに派遣されるということを聞いたイ・ガンは困惑するも、淡々と受け入れた。

急にリビアに行くことになったイ・ガンは戦場で子どもたちを治療しながら、一日一日を過ごした。そんな中、急に爆発事故に会った。

記者 : チョ・ヘリョン