TWICEから元Wonder Girls ソンミまで、悪質コメントで実刑判決も…苦しむスターたちが行動へ

OSEN |

写真=OSEN DB

人気アイドルから歌手、女優まで、多数のスターが悪質なネットユーザーに苦しめられている。悪質な書き込みは「犯罪」という認識が強くなっている中、スターたちもこれ以上我慢せず、強行対応に乗り出している。

ガールズグループBaby V.O.Xの元メンバーで女優のシム・ウンジンが、自身を苦しめたネットユーザーを告訴した。シム・ウンジンに継続して悪質な書き込みを残した女性が裁判となった中、元Wonder Girls ソンミ、キム・ナジョンアナウンサー、イ・ユビ、TWICEなどが悪質な書き込みへの法的対応を宣言した。

ソウル西部地裁刑事4単独(パク・ヨングン判事)は6日、性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反などの疑いで裁判を受けることになったA氏に懲役5ヶ月を言い渡した。これと共に80時間の性暴力治療と3年間の児童・青少年・障がい者福祉施設への就業制限を言い渡した。

A氏は2017年からシム・ウンジンのSNSなどに「性的に乱れている」などのコメントを継続的に投稿した疑いで起訴された。7月、シム・ウンジンの他にも歌手兼女優カン・ミヨンなど、他の女優にも悪質なコメントを残した。

シム・ウンジンは「2017年から今までの2年は私たちにはとても長い時間だった。資料だけで1000個を超える。どうかA氏が5ヶ月間、刑務所で自粛し、反省してこのようなことが繰り返されないことを望んでいる」と心境を語った。

続けてシム・ウンジンは「悪質な書き込みやデマの流布は犯罪だ。こうした認識が確実に定着するまでには時間がかかることも承知している。いつかはこのようなこともなくなる日が来るという希望も持っている。この文章をご覧になるキーボードウォリアー(ネット上に挑発的なことを書き込む人)さんたち、どうか犯罪を止めてください。本人の認識一つで、本人の人生のすべてを変えることができる」と訴えた。

シム・ウンジンを苦しめた悪質なネットユーザーが逮捕されて警戒心が高まっている中、最近、多数のスターたちが悪質なネットユーザーとの戦いを予告した。彼女たちは善処のない強硬な対応を予告し、「悪質な書き込みは犯罪だ」という認識をより一層強く示している。

写真=キム・ナジョンアナウンサー Instagram
最近映画「82年生まれ、キム・ジヨン」を見た感想をSNSに残したキム・ナジョンアナウンサーは、一部のネットユーザーから非難された。キム・ナジョンアナウンサーは「健康的な批判ではなく、むやみやたらに悪口を言う人々を通報する」とし、4日までに悪質な書き込みを残したネットユーザー32人を告訴した。

元Wonder Girls ソンミも先月28日、悪質な書き込みを残した人々を告訴したと明かした。ソンミが所属するMAKE USエンターテインメントは「2019年10月24日、松坡(ソンパ)警察署にソンミに対する虚偽事実の摘示、および名誉毀損、侮辱の疑いが明らかになった12人を相手に告訴状を提出した。いかなる合意や善処なく、民事・刑事上の法的措置を取る予定で、今後発生する被害事例についても、しかるべき代価を払うことができるよう、強硬に対応する方針だ」と明らかにした。

TWICEも悪質な書き込みに対処した。先月23日、JYPエンターテインメントは「一部のコミュニティを中心に、TWICEに対する名誉毀損、性的嫌がらせ、人身攻撃などの内容が収められた悪質な書き込みや文章の程度が非常に深刻な水準だと判断し、ソウル江東(カンドン)警察署に告訴状を提出した。法的にできる限り最大限の厳正な措置を取る」と伝えた。

女優イ・ユビも悪質な書き込みを残す人々に善処せず、強く対応すると明かした。イ・ユビの事務所は先月31日「悪質な書き込みをするネットユーザーを告訴することにした。善処は絶対ない。現在資料を収集中で、弁護士も選任した」と明らかにした。

スターたちのこのような動きに対し、ネットユーザーも応援している状況だ。悪質な書き込みが一瞬で消えることはないだろうが、このような動きを通じて少しずつなくなり、健康で成熟したインターネット文化が定着することを期待する。

シム・ウンジン側、虚偽事実を流布したネットユーザーの実刑判決にコメント「懲役5ヶ月は事実」

JYP、TWICEに悪質コメントを書き込んだネットユーザーを告訴「非常に深刻…厳正に対処する」

元Wonder Girls ソンミ、悪質なネットユーザー12人を告訴…継続的な法的対応を予告(全文)

記者 : チャン・ウヨン