IU、公演中に観客が退場措置に…事務所が経緯を説明「生配信による被害が発生した」

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写真=マイデイリー DB
IU(アイユー)が、光州(クァンジュ)のコンサートで観客を退場させる措置に至った経緯について説明した。

IUの所属事務所kakaoMは本日(4日)、「2日に行われた2019年IUツアーコンサートの光州公演で発生した退場措置の経緯について申し上げる」とし、続けて「今回の光州コンサートは、最近アーティストが心理的に不安定な状況と、アルバム発表を先送りにするなど、多くの悩みと努力で作られた公演の開始点となった“初公演”だった」と説明した。

続いて「会場で観客の方々に伝えるIUの率直な話が、音声中継を通じてテキスト化されて誤解を招くことが発生しないか、あるいは普段のステージとは違って、感情的な突発的な状況が発生しないかといういくつかの懸念を持って臨んだ公演」とし、続けて「一部の観客の方々のリアルタイムストリーミング現場を摘発して、退場措置がとられた」と明らかにした。

また、「事実かどうかを確認する過程で、本スタッフは観客の方の持ち物などを任意で検査することができる権限がないので、警察の立会いのもとで身元証明やストリーミング機器の確認を進め、光州河南(ハナム)警察署に移動して、双方が経緯を確認するための陳述書を作成した」とし、「当事者の一人は、長年にわたってコンサートの音声中継をしてきたとして、この公演の最初から約4時間の間、リアルタイムストリーミングを進めており、約14万件の累積聴取が発生した」と説明した。

所属事務所は、「この過程で意図せずに周辺の観客の方々に公演の観覧において被害をおよぼし、運用において一部のスタッフの強圧的な言動や措置の方法に対して不快に感じた方に丁寧に謝罪を申し上げる」と謝罪した。

今月2日、オンラインコミュニティでIUのコンサートでリアルタイム音声中継をしていた数人の観客がスタッフによって摘発され、この過程で騒ぎが起こり、スタッフが摘発された観客に強圧的な言動や措置、過剰な対応をしたとして論議になった。

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【kakaoM 公式コメント全文】

こんにちは。kakaoMです。

2日に行われた2019年IUツアーコンサートの光州公演で発生した退場措置の経緯について申し上げます。

今回の光州コンサートは、最近アーティストが心理的に不安定な状況と、アルバムの発表を先送りにするなど、多くの悩みと努力で作られた公演の開始点となった“初公演”でした。

会場で観客の方々が伝えるIUの率直な話が、音声中継を通じてテキスト化され、誤解を招くことが発生しないか、あるいは普段のステージとは違って感情的な突発状況が発生しないかといういくつかの懸念を持って臨んだ公演でした。

原則的には公演中に写真、ビデオなどの撮影は禁止されていますが、これまで周辺の観客に被害が及ぼされる直接的な撮影がなければ、大きな制裁は加えませんでした。しかし、今回の公演は特殊な状況だと判断しました。

2日、光州公演の一部の観客の方々のリアルタイムストリーミング現場を摘発して、退場措置が行われました。

その後事実を確認する過程で、本スタッフは観客の方の持ち物などを任意で検査することができる権限がないので、警察の立会いのもとで身元証明やストリーミング機器の確認を進め、光州河南警察署に移動して、双方が経緯を確認するための宣誓供述書を作成しました。

告訴状関連については、知られている内容とは異なり、退場措置を受けた観客の方は陳述書を作成し、公演関係者は事件の経緯書を作成しました。

確認の過程で制裁を受けた当事者の一人は、長年にわたってコンサートの音声中継をしてきたといい、この公演の最初から約4時間の間、リアルタイムストリーミングを進めており、約14万件の累積聴取が発生しました。

この過程で、意図せず周辺の観客の方々に公演の観覧において被害を及ぼし、運用においては一部のスタッフに強圧的な言動や措置の方法に対して不快に感じた方に対し、丁寧に謝罪を申し上げて、このような誤解が生じた点と、IUを大切にしてくださるファンの皆さんを悲しませた点について謝罪申し上げます。

スタッフとファンの皆さんの立場の違いがあるとは思いますが、IUという一人のアーティストを大切にし、愛する心は誰もが同じだと思います。

これから行われる2019年IUコンサート「Love、Poem」の円滑な運営のために努力します。

記者 : ミョン・ヒスク