B.A.P出身ヨンジェ、2ndミニアルバム「O, on」をリリース“いつか集まって一緒にステージを披露することも…”

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写真=DMostエンターテインメント
B.A.P出身ヨンジェがB.A.Pのメンバーとの変わらない絆について語った。

ヨンジェは10月22日の午後6時、2ndミニアルバム「O, on」を発売した。今回のアルバムは、ヨンジェが4月に発売した1stソロアルバム「Fancy」以降、約6ヶ月ぶりにリリースしたニューアルバムで、今回のアルバムを通じて、前作に比べて更にパワーアップし、成熟した魅力を披露した。

ヨンジェは最近行われたNewsenとの取材で、カムバックに対する思い、アルバム制作秘話を公開した。新しいアルバムを準備して緊張と共に、期待も大きかったと語る彼は、「成長した歌唱力だけでなく、パフォーマンス的な部分もたくさん披露したいと思い、一生懸命準備しました。アルバムや、映像コンテンツの面でもイメージした事をちゃんと表現することができました」と満足感を示した。

続いて「前回のアルバムでは、発売当初は音楽番組での活動は無く、アルバムの準備にだけ集中していました。公演もファンミーティングだけでしたので、アルバムの準備だけに全力を注いでいましたが、今回のアルバムでは、音楽番組での活動も行いました。前回のアルバムは“プロデューサーとして精魂を込めた作品”だとすれば、今回は“プレーヤーとしてしっかり能力を披露したい”と思っています」と、前回との活動の違いについても言及した。

タイトル曲として掲げた「Forever Love」は、清涼感あふれるロックサウンドのギターリフとEDMビートが合わさった楽曲だ。ヨンジェは強烈なビートの中で、一瞬も目を離すことができないパフォーマンスで音楽ファンたちを魅了している。

今回のアルバムには、ヨンジェの自作曲も収録された。収録曲「Feel it with this」と「君と僕の物語」の作詞・作曲に参加し、シンガーソングライターとしての才能を披露した。ヨンジェは、「3分~4分という時間の中で、どうすれば自分という人間を上手く表現することができるか考えました。『君と僕の物語』は、2年前に書いた曲です。この曲を、新しい所属事務所DMostエンターテインメントに移籍した後、作曲家のキム・ゴヌ兄さんと一緒に完成させました。兄さんが編曲の方向性をはっきりと決めてくれたお陰で、完成度が高くなりました。未発売曲が10曲程ありますが、その中でも好きな曲です」と、作曲の過程を振り返った。

今回のアルバムに対する満足度を尋ねると「80点です」と答えた。ヨンジェは「最初にアルバムを企画していたとき、映像の企画を始めたときから僕が想像していたイメージと、完成したコンテンツが一致していると思います」と言って、満足感を表した。

ヨンジェは2012年、6人組ボーイズグループB.A.Pのメンバーとしてデビューした。「WARRIOR」「ONE SHOT」「NO MERCY」「1004(ANGEL)」「HURRICANE」「BADMAN」「YOUNG、WILD&FREE」などをヒットさせ、韓国国内外のファンたちから支持を受けた。バン・ヨングクとデヒョン、ZELOらメンバーたちは、ソロ曲を発売するなど個人活動に取り組んでいる。

ヨンジェは「B.A.Pで7年間愛されましたが、ソロ活動を始めて“ソロアーティスト”として表現したい部分に関してたくさん考えました。一番大切なことは曲とアルバムでしたし、その他にも映像やミュージックビデオなど、全体的な構成についてたくさん考えました。1曲をグループではなく、一人で引っ張っていく時、どうすれば退屈しないで、曲の魅力を生かして表現することができるのかたくさん考えてカムバックを準備しました」と伝えた。

続けて「グループで活動している時、パフォーマンス的な部分は、主にダンスを担当するZELOとジョンアプがたくさん披露してきましたが、今回のソロ活動を通じて『ヨンジェという人がステージ上であんなに良い音楽で、あんなに素敵なパフォーマンスをすることができるんだ』ということをお見せしたいです。それが今回の活動の目標でした」と付け加えた。

今回のカムバックを控えて、B.A.Pのメンバーたちはどのような反応を見せたのだろうか。ヨンジェは、B.A.Pのメンバーらについて「デヒョンのアルバムが先に出ました。最近はアルバム準備の仕上げ段階で、整理することが多く、頻繁に連絡を取ることはできませんでした。デヒョンのステージをチェックしましたが、僕とは異なるカラーで良かったと思いました。同じような雰囲気のステージはお互いにあまり良くないと思いますが、異なるカラーのステージだったら、B.A.Pのファンにも良い思い出になるのではないかと思います」とコメントした。

また「メンバーたちがお互いをすごく尊重しています。少し面白いエピソードがあるのですが、今回のアルバムフォトを担当したフォトグラファーのお兄さんがバン・ヨングク兄さんとも仲が良かったのです。その兄さんは僕のジャケットを撮影した日の週末に、ヨングク兄さんから一緒にご飯を食べに行こうと連絡が来たらしいです。フォトグラファーの兄さんが『ヨンジェの写真を撮らなければならないから行けない』と言うと、ヨングク兄さんが『ヨンジェはビジュアルが重要だからちゃんとやって。頑張って』と言ったらしいです」と、仲睦まじいエピソードを披露した。

B.A.Pの完全体でのステージを再び見ることはできるのだろうか。ヨンジェは完全体でのステージについて「それぞれ良い姿をちゃんと披露することができたら、いつか集まって一緒にステージを披露することもできるのではないでしょうか。神話(SHINHWA)先輩たちもエリック先輩、ミヌ先輩が引っ張って、再び活動を再開したと聞きました。god先輩たちもキム・テウ先輩が引っ張って再集結したらしいです。B.A.Pのメンバーたちもそれぞれみんな一生懸命に活動しているので、良い姿をお見せして、安定したら、実現できると思います。メンバーたちは基本的にB.A.Pというグループに対する愛情やプライドがあるので」と、完全体での活動についての考えを明らかにした。

最後にヨンジェは、ソロ活動の目標に対して「1番の目標は、パフォーマーとしてステージで“ソロ歌手ヨンジェ”のステージをしっかり披露して認めて貰うことです。僕のステージを見た人々に『期待以上だ』という評価してもらえるように、ステージをしっかり終えることが目標です。また音楽番組だけでなく、様々なバラエティ活動を通して、ファンの方々が要望にもお応えしたいです」と、今後の幅広い活動に期待を呼びかけた。

記者 : ファン・ヘジン