チョン・ユミ&コン・ユ主演映画「82年生まれ、キム・ジヨン」3つの観覧ポイントを公開

OSEN |

映画「82年生まれ、キム・ジヨン」が、観客の心を動かす観覧ポイントを公開した。

「82年生まれ、キム・ジヨン」は、1982年に生まれて2019年の今日を生きるキム・ジヨン(チョン・ユミ)の誰も知らなかったストーリーを描いた映画だ。累計販売部数100万部を突破した同名のベストセラーを原作にした作品である。

「82年生まれ、キム・ジヨン」の最初の観覧ポイントは同名のベストセラー原作を再解釈した映画のストーリーだ。「82年生まれ、キム・ジヨン」は2016年出版され、2年にして累計販売部数100万部を突破したチョ・ナムジュ作家の同名の小説に、ドラマ特有のストーリー性を加えて新たに作り出された作品だ。1982年に生まれ、2019年の今日を生きる“ジヨン”の物語を描く「82年生まれ、キム・ジヨン」は、現実的なキャラクターとエピソードを通じて、私たちの周りにもいるような普通の人々の平凡な日常を細かく描いて共感を引き出す予定だ。特に、家族、友人、同僚に至るまで、近い人々との関係で着実に感情を積み上げていく“ジヨン”の平凡だが特別なストーリーは、観客に共感と慰めを伝えるものとみられる。

2番目の観覧ポイントは、チョン・ユミとコン・ユをはじめ、豪華俳優陣の深みのある演技だ。「恋愛の発見」「オフィスの女王」「ライブ ~君こそが生きる理由~」などを通じて、現実的で生命力のあるキャラクターを演じてきたチョン・ユミは、誰かにとっては娘で、また他の誰かにとっては妻、同僚で母であるジヨン役を務め、日常を生きていく淡々とした姿から、自身も知らなかった自分自身を知りながら、熱くなる感情まで、キャラクターになりきった演技で、ストーリーにさらなる深みを与える。

「新感染 ファイナルエクスプレス」「密偵」以降、3年ぶりにスクリーンに復帰したコン・ユは、ジヨンを心配しながら見守る夫デヒョンに扮し、前作に比べて深みのある細かい演技を披露する予定だ。また、愛と信頼を与える母ミスク役のキム・ミギョン、姉のウニョン役のコン・ミンジョン、弟ジソク役のキム・ソンチョル、父親のヨンス役のイ・オルまで、ジヨンの家族として登場する実力派俳優たちの共演は、全世代の観客たちの幅広い共感を得る見込みだ。

最後の観覧ポイントは、演出から撮影、美術、音楽などに込められた繊細なプロダクションだ。短編映画「自由演技」で「第17回ミジャンセン短編映画祭」悲情城市部門の最優秀作品賞を受賞し、可能性を認められたキム・ドヨン監督は、実際に仕事と育児を並行してきた経験をもとに、細かい部分にもこだわりながら映画を演出し、感情的な共感を高めた。また、制作陣は平凡な30代のジヨンの話を映像に移すために、日常の雰囲気溢れる空間設定から人物の細かい変化を描くことに魂を込めたという。

「君の結婚式」を通じてキャラクターの情緒を繊細に描いたイ・ソンジェ撮影監督は、過去と現在を行き来するストーリーの視点によって変化する俳優の感情を高密度に描き、「火車」「ザ・キング」などに参加したイ・ナギョム美術監督は、ジヨンの生活と感情が溶け込んでいる室内空間デザインで、「82年生まれ、キム・ジヨン」だけの情緒を完成した。そこに「1987」で有数の映画祭で音楽賞を受賞したキム・テソン音楽監督は、変化する人物の感情に繊細な旋律を加えて没入感を高めた。

記者 : チェ・ナヨン