チョ・ヨジョン&キム・ガンウ出演、新ドラマ「99億の女」台本読み合わせ現場を公開

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写真=KBS
KBS 2TV新水木ドラマ「99億の女性」が興味津々で臨場感溢れる台本読み合わせ現場を公開した。

「99億の女」は、偶然現金99億ウォン(約8億5千万円)を手にした女性が世の中に立ち向かっていくストーリーを描く作品だ。8月に行われた台本読み合わせ現場には演出を担当するキム・ヨンジョ監督をはじめ、チョ・ヨジョン、キム・ガンウ、チョン・ウンイン、オ・ナラ、イ・ジフン、キム・ビョンギ、B.A.P出身ヨンジェ、シン・スヒョン、イ・ビョンフン、ク・ソンファンなどの豪華俳優陣が集まり、熱い演技合戦を展開した。和気あいあいとした雰囲気で挨拶を交わしたのも束の間、本格的な読み合わせが始まると、俳優たちはそれぞれの役柄に完璧に溶け込み、周りを圧倒した。

現金99億ウォンを手にした主人公チョン・ソヨン役としてイメージチェンジを図るチョ・ヨジョンは、眼差しから特別なオーラを放っていた。チョン・ソヨンは父の暴力に苦しむ家族を離れて結婚を選んだが、短かった幸せを最後に希望のない人生を生きていた。そんな中、現金99億ウォンを手にして再び希望を夢見るようになった女性だ。チョ・ヨジョンは台本から飛び出したかのように役柄に完璧に溶け込んだ演技で劇をリードした。

劇中でカン・テウ役を務めるキム・ガンウもカリスマ性溢れる演技を披露した。カン・テウはいわゆる“狂った牛”と呼ばれていた元強力係の刑事であり、弟の死の真実を探る過程で現金99億ウォンの鍵を握っているチョン・ソヨンに出会う。演技の底力があるキム・ガンウは特有のカリスマ性溢れる演技で時には静かに、時には強烈にキャラクターのトーンを調整し、カン・テウ役に変身した。

チョン・ウンインはチョン・ソヨンの夫ホン・インピョ役を務めて演技の達人ならではの演技を披露し、キャラクターを自由自在に操って台本読み合わせの現場を率いた。チョン・ウンインは見ているだけで鳥肌が立つ執着心を見せるキャラクターをユニークなアドリブを加えながら演じ、余裕のある姿で周りを感嘆させた。

オ・ナラ、イ・ジフンの活躍も印象的だった。オ・ナラは劇中でチョン・ソヨンと微妙な関係にあるエリートのユン・ヒジュ役を、イ・ジフンはユン・ヒジュの夫で財閥家の婿として生き残るためにチャンスを狙いながら妻の機嫌を伺うイ・ジェフン役を演じる。二人は劇中のユン・ヒジュ役、イ・ジェフン役に完璧に変身し、まるで実際の夫婦であるかのように息ぴったりのカップルを演じて現場を盛り上げた。二人は目を合わせながら実際の撮影を彷彿とさせる自然な演技を届け、劇を豊かにした。

一方、「99億の女」で自身初の正劇の演技に挑戦するB.A.Pのヨンジェは大先輩たちの前でも落ち着いて劇中のキム・ソクの台詞を演じ、シン・スヒョンも新人とは思えない安定したトーンで劇中のチ・ハナ役を演じて演出を担当するキム・ヨンジョ監督の絶賛を受けた。

「99億の女」の制作陣は「さすが才能のある俳優たちだ。俳優たちの演技に皆がハマって、時間が過ぎることさえ気付かないほどだった」と、キャラクターに溶け込んだ俳優たちのリアルな演技に満足感を示した。

俳優たちも「素敵なドラマを素敵な制作陣とともに作ることになって嬉しく、素敵な結果を手にしたい」とし、作品への情熱を見せた。特に女優オ・ナラは「99億に1億を加え、100億を満たせる役になりたい」と熱意を語った。

韓国を代表する演技派俳優たちの合流で下半期最高の期待作に浮上しているKBS 2TV水木ドラマ「99億の女」は、11月に韓国で放送される予定だ。

記者 : ソン・ヒョジョン