イム・シワン&カン・ハヌル、意外な共通点も?ドラマ出演から入隊・除隊まで…イケメン2人の歩みに注目

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写真=TVレポート DB、tvn、OCN、KBS
俳優にとって“軍隊は墓場”という言葉は、昔のことになった。過去は若手俳優が軍隊に行ってくると、演じる役も人気もなくなるという偏見があった。しかし、人々の認識は変わった。今は軍隊に行ってくるとイメージも好感を持たれ、演技もより安定的になるという意見だ。最近は俳優イム・シワンとカン・ハヌルがこれを証明している。

正しいイメージの「演技が上手な若手俳優」として通じる二人。軍除隊後、イム・シワンはOCN「他人は地獄だ」、カン・ハヌルはKBS 2TV「椿の花咲く頃」でそれぞれ復帰した。彼らの復帰成績は成功だと言える。さらにイム・シワンとカン・ハヌルには驚きの共通点がある。2014年に韓国で放送されたtvN「ミセン-未生-」で名前を知らせ、その後、俳優として似たような活動をしてきたのだ。

「ミセン-未生-」のストーリーのように、成長しながらライバル関係を築いているイム・シワンとカン・ハヌル。そのため二人を3ラウンドに分けて比較し、まとめてみた。


# 1R) tvN 「ミセン-未生-」で注目

イム・シワンとカン・ハヌルのライバル戦第1ラウンド。2014年tvNドラマ「ミセン-未生-」で始まった。ドラマの中でも二人はライバルだった。

ZE:Aのイム・シワンは2012年、MBC「太陽を抱く月」で演技を始めた。演技が上手だったが、“演技ドル(演技+アイドル)”というレッテルをはがすのは難しいことだった。彼は2014年に映画「弁護人」で演技力が認められ、「ミセン-未生-」に出会って演技ドルから完全に離れた。

「ミセン-未生-」で、イム・シワンはプロの囲碁棋士を夢見るものの挫折し、大企業の正社員になろうとするチャン・グレを演じた。イム・シワンはチャン・グレそのものだった。ジャングルのような社会で、だるまのように起き上がるチャン・グレを繊細に表現し、評価された。

カン・ハヌルは、2007年KBS 2TVドラマ「最強!うちのママ」でデビューし、「TWO WEEKS」「相続者たち」などに出演したが、人々に強い印象は残せなかった。彼は「ミセン-未生-」でしっかり印象を残したのだ。

カン・ハヌルは「ミセン-未生-」で完璧なスペックの新入社員だが、生まれつきの“勘”を持つチャン・グレに劣等感を感じるチャン・ベッキを演じた。


# 2R) 映画俳優として成功→同時期に軍服務

イム・シワンとカン・ハヌルは映画界で俳優として認められ、軍服務も同じ時期にし、2ラウンドを過ごした。

イム・シワンは「ミセン-未生-」の後、映画に集中した。2016年には「戦場のメロディ」で、純粋な魅力を発揮し、2017年には「ワンライン/5人の詐欺師たち」と「名もなき野良犬の輪舞」が公開された。

特に「名もなき野良犬の輪舞」でイム・シワンは、人生の最高作品を更新した。彼は刑務所に潜入した刑事から麻薬密売組織員に転身する人物を演じた。ワイルドな男に大胆変身したイム・シワンは、以前とは異なる線の太い演技を披露した。

カン・ハヌルも俳優として成功した。彼は作品の中で青年のイメージを強調した。カン・ハヌルは「二十歳」で名前を知らせ「セシボン」「空と風と星の詩人 ~尹東柱の生涯~」「好きになって」「善惡の刃」などに出演した。

特にカン・ハヌルも軍入隊前の2017年に輝いた。「ミッドナイト・ランナー」では、パク・ソジュンとのケミストリー(相手との相性)を発揮し、男たちの友情を見せつけヒットに成功した。スリラー映画「記憶の夜」では、殺人事件の真実を追うキャラクターを演じ、感情的な演技が印象的だった。

このように俳優として認められた中、イム・シワンとカン・ハヌルは入隊した。イム・シワンは、2017年7月11日京畿道(キョンギド)陽州(ヤンジュ)市25社団新兵教育隊に入所し、5週間基礎軍事訓練を終えて新兵教育隊に教官として服務した。模範的な軍生活をしたことで有名だ。

カン・ハヌルは2017年9月11日、忠清南道(チュンチョンナムド)論山(ノンサン)市陸軍訓練所に入所し、基礎軍事訓練を受けた後、オートバイ憲兵であるMC乗務憲兵として服務した。


# 3R) 軍服務後、復帰成功

業界は、イム・シワンとカン・ハヌルが軍服務を終えることを待っていた。二人はたくさんのラブコールを受けた中、悩みの末に復帰作を選んだ。それぞれイム・シワンはOCN「他人は地獄だ」、カン・ハヌルはKBS 2TV「椿の花咲く頃」だ。

イム・シワンが出演した「他人は地獄だ」は、同名の人気ウェブ漫画を原作にしたドラマだ。イム・シワンはユン・ジョンウ役を演じ、「他人は地獄だ」の関係者は「様々な仮想キャスティングが話題になったが、シンクロ率が一番高かったイム・シワンと一緒に作ることができてとても嬉しく、光栄だ」と明かした。

イム・シワンは期待に応えた。ユン・ジョンウは普通の主人公のように優しいだけでなく、気難しく敏感だ。イム・シワンは、ユン・ジョンウを現実にいそうな人物として描き、注目度を高めた。

カン・ハヌルは「椿の花咲く頃」の“ダサくも魅力のある巡査”ファン・ヨンシク役を演じた。トンベク(コン・ヒョジン)に一目ぼれし、ストレートに愛を送るキャラクター。「椿の花咲く頃」の関係者は「ヨンシクの純粋な魅力がカン・ハヌルさんによく似合う。適役だ」と絶賛した。

カン・ハヌルは軍除隊後、より男らしくなりストレートな魅力が輝いている。「ラブコメクイーン」ことコン・ヒョジンとのケミストリーもこの上なくいい。

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記者 : ソン・ヒョジョン