「椿の花咲く頃」キム・ジソク&チ・イス、仮面夫婦が伝える“本当の幸せ”とは?

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写真=PANエンターテインメント
KBS 2TV新水木ドラマ「椿の花咲く頃」のキム・ジソク、チ・イスが生活密着型痴情ロマンスを披露する。

作中でキム・ジソクとチ・イスは、スター野球選手で「スーパーマンが帰ってきた」で公式親バカとして活動しているカン・ジョンリョルと、SNSスター兼フリーランスモデルで、数百もの“いいね”とコメントをもらうジェシカを演じる。

自他ともに認める「セレブ夫婦」である二人は表向きはラブラブだが、実際は他人のように振る舞う人生を生きる。見た目だけが華やかな仮面夫婦なのだ。見た目が華やかになればなるほど内面にある孤独の大きさも比例する。

心苦しいが、世間の目を気にして「家庭を守らなきゃ」という想い一つで耐えていたジョンリョルの前に初恋の相手トンベク(コン・ヒョジン)が現れたことで、彼だけの激しい戦いが始まる予定だ。初恋も、家庭も逃したくないジョンリョルの態度に対し、キム・ジソクは「状況に直面する彼の態度が、誰よりも現実的で率直だ」とコメントした。

チ・イスはSNSで数多くのフォロワーを保有して、一般人と芸能人の真ん中にいるようなジェシカが、華やかな人生の中で虚しさを感じることに対して「豊かさの中の貧困」だと表現した。彼女は「ジェシカは配慮がなく、利己的に見えるかもしれないが、中身は弱々しくて寂しい人物だ。夫ジョンリョルと衝突することもあるが、誰よりも彼を愛しているから、いつも彼は自分の見方だと思っている」と自身の考えを明かした。さらに、「なのでその背景を見ると、彼女がそうなるしかなかった理由が分かった。視聴者の皆さんにもそのような感情を立体的に伝えられるように努力している」と伝えた。

キム・ジソクとチ・イスは「最近の社会は『他人がなんと言っても幸せな暮らし』と『他人に幸せに見える暮らし』に分かれると思う。このドラマを通じて本当の幸せとは何か、一緒に考えて欲しい」とコメントした。

「椿の花咲く頃」は9月18日の午後10時に韓国で放送される。

記者 : チョ・ヘリョン