「変身」ペ・ソンウ“カン・ドンウォンやキム・ジェウクが演じた神父はイケメンだった…僕にはおじさんが似合う”

Newsen |

写真=Acemaker Movie Works
俳優ペ・ソンウが、自身には神父よりおじさんの方が似合うという考えで「変身」の撮影に臨んだと打ち明けた。

最近韓国で公開された映画「変身」(監督:キム・ホンソン)に出演したペ・ソンウが、Newsenとのインタビューでエクソシスト神父を演じた感想を語った。

「変身」は、人間の姿に変身する“悪魔”が家族の中に隠れたことで起きる奇妙で恐ろしい事件を描いたホラー映画で、ペ・ソンウは罪悪感を抱いたエクソシスト神父で、家族全員が悪霊に取り憑かれたガング(ソン・ドンイル)の弟ジュンスに扮し、強烈な印象を残した。

マスコミ向け試写会の後、記者に会ったペ・ソンウは「ブラインド試写会をしたが、点数がよく出た。気分が良かったが、期待したより出たものもあるし、思ったのと違うところもあってまだ整理している。僕は考えがまとまっていない。好き嫌いが分かれる。心配半分、期待半分だ」とし、「なので周りの反応には気を使うしかなかった。たまに思い出したら反応を見る。役者や監督に聞いたりもする。そうしながらまた話す面白さもあるから」と感想を伝えた。

最近エクソシストが登場するオカルトが映画やドラマなどで頻繁に扱われていることに対し、ペ・ソンウは「似たようなジャンルと見られるかもしれない。題材のため似ているところがあるかもしれないが、このの映画はエクソシスムよりサスペンスの方が多い」と強調した。続けてペ・ソンウは「エクソシスムに関するシーンでもたくさん悩んだ。サスペンスの方が多いからといって、しっかりと説得力を持たせないと映画全体に損だから。エクソシストも独特に表現した」と「変身」だけの差別化戦略を紹介した。

幼い頃に教会に通ったというペ・ソンウは、俳優カン・ドンウォン、キム・ジェウクなど、別の作品でエクソシストを演じた俳優たちについて「お二人は、本当にイケメンだ」と語り始めた。そしてペ・ソンウは「僕はエクソシストよりはおじさんが似合うという気持ちだった。僕のいとこの中に神父がいる。個性的な神父さんだ。幼い頃から夢が牧師だったが、現在アラスカで神父になっている。あまりにも遠く離れているので今回アドバイスは受けられなかった」と率直に話した。

ぞっとするシーンを観客に見せるため、「変身」は特殊メイクにも力を入れたという。ペ・ソンウも2時間ほど扮装をしなければならなかった。ペ・ソンウは「正直心配した。皆水準が高くて厳しいから間違っちゃったらコミカルになったり、『何だ?』と言われたらどうしようと思った。その悩みは皆にあった」とし、「最後に情緒的に表現すべきところが多くて特殊メイクが目立つほどではなかったので、『そっちの方にしましょう』という話になった」と語った。

記者 : パク・アルム