“海外遠征賭博疑惑”YGヤン・ヒョンソク前代表&元BIGBANGのV.I、警察がアメリカに捜査協力を要請…今週中に取り調べか

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警察が、YG ENTERTAINMENTのヤン・ヒョンソク前代表とBIGBANG出身のV.Iの海外遠征賭博疑惑捜査のため、アメリカ政府側に国際協力を要請したという。2人に対する取り調べも早ければ今週中に行う予定だ。

ヤン・ヒョンソクとV.Iは、常習賭博および外国為替取引法違反の疑いで立件された。最近、アメリカのラスベガスのあるホテルのカジノで、常習的に億単位の賭博をしていたという疑惑が浮上した。ヤン・ヒョンソクは、5年間にわたり、一回につき6,000万ウォン(約600万円)程度、計11回にわたって賭博をし、V.Iも同じホテルのカジノで20億ウォン(約2億円)の掛け金を、計4回にわたって使用していたという。

警察は、アメリカ政府当局に捜査のための資料を要請したという。Nocut Newsは25日、「警察庁は最近、アメリカ財務省を含めた政府当局にYGのアメリカ法人(YG ENTERTAINMENT USA)の口座の資料を渡してほしいと公式的に要請した。ヤン・ヒョンソクがラスベガスのカジノ賭博資金にアメリカ現地法人の会社資金を使ったかどうかを確認するためだ」と伝えた。

Nocut Newsの報道によると、YG USAは年間売上高2,000万ウォン(約200万円)に過ぎない小規模法人だが、そのうちの子会社が資本金0ウォンで設立され、一年間で22億ウォンの売上を出しており、ペーパーカンパニー(書類上の会社)なのではないかという疑惑を受けている。アメリカ財務省は最近、2人が巨額なカジノチップを取引しながらも、国内送金をもらった内訳がないことを不審に思い、韓国金融当局と捜査当局に通報したという。

警察は、YG USAの資金がヤン・ヒョンソクの賭博資金に使われたという証拠が得られれば、横領の捜査も避けられないという考えを明らかにした。これに先立ち、ソウル地方警察庁知能犯罪捜査隊の関係者は、19日に行われた記者懇談会で「ヤン・ヒョンソクが会社の資金ではなく、個人のお金で賭博をしていたと見ている」と明らかにした。当時、警察関係者は「賭博疑惑と関連して横領の部分は見受けられえない」と明らかにした。これに対し、共助捜査を経て、ヤン・ヒョンソクに対する横領容疑もさらに進められるかどうかが注目される。

また、警察関係者によると、ソウル地方警察庁知能犯罪捜査隊は2人に対する召喚調査を今週中に行う予定だ。2人を個別で召喚して調査するものとみられる。召喚日程が確定しても、メディアへは非公開で行われる可能性が高い。ソウル地方警察庁知能犯罪捜査隊の関係者は「公開で召喚するかどうかは検討しなければならない」とコメントした。

これに先立ち、ソウル地方警察庁知能犯罪捜査隊は、8月7日に警察庁から、海外遠征賭博の情報を受けて内部調査を進めていた。以降、14日にヤン・ヒョンソク、V.Iを常習賭博の疑いで立件し、17日の午前9時から約5時間、ソウル市麻浦(マポ)区合井洞(ハプジョンドン)に位置したYGの社屋の家宅捜索を行った。

ヤン・ヒョンソクは、賭博の疑い以外にも性的接待の容疑を受けている。2014年、ソウルのある高級レストランでマレーシアの資産家を相手に性的接待を斡旋した容疑で、7月に警察に立件された。性接待容疑に対する調査も、賭博容疑関連の召喚調査とともに進められる見通しだ。

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記者 : ファン・ヘジン