OCNドラマチックシネマ「他人は地獄だ」は2分程の予告映像を公開した。

「他人は地獄」は上京した青年が、ソウルの慣れない考試院（コシウォン、受験生が住むことを想定した一部屋が約2畳前後の住宅施設）生活の中で、他人が作り出した地獄を経験するミステリーで、累積閲覧回数8億回を記録した同名のウェブ漫画が原作だ。制作確定時から、キャスティングに対する関心も高く、イム・シワン、イ・ドンウク、イ・ジョンウンなどの豪華なラインナップに注目が集まった。

予告映像にはエデン考試院に新しく入居してきたユン・ジョンウ（イム・シワン）を始め、考試院の住人であるオム・ボクスン（イ・ジョンウン）、ユ・ギヒョク（イ・ヒョヌク）、ピョン・ドゥクジョン（パク・ジョンファン）、ホン・ナムボク（イ・ジュンオク）など、主要キャラクター達が登場して原作漫画の完璧な再現率を予告した。

それだけでなく、歯科医のソ・ムンジョ（イ・ドンウク）は原作の漫画には登場しない、ドラマでのオリジナルキャラクターであり、ソ・ムンジョの未知なる正体に関心が集まっている。名前だけでも信頼して見ることのできる俳優たちが、どんな演技を披露してくれるのか、期待が高まっている。

1ヶ月に19万ウォン（約1万6500円）という安い家賃が納得できる程、古くてみすぼらしいエデン考試院。しかし考試院は単純に古いだけでなく、どこか気にかかる雰囲気を醸し出しており、ユン・ジョンウの不安を煽っていく。

誰一人平凡に見えない住人たちから、昔住んでいた人が自殺したというジョンウの部屋、そして考試院周辺で起きる奇妙な出来事や失踪事件など、同時多発的に起きているのも不可解だ。特に考試院の女将であるオム・ボクスンが「今は誰も住んでいないわよ？ あそこには入らないで。怪我をするから」と警告した4階の存在は、エデン考試院で繰り広げられる地獄のミステリーに対する注目度を高める。

ジョンウがエデン考試院に入居し、どう見ても普通ではない住人との出会いから、入ってはならないと警告されていた4階のドアノブを握る瞬間までが盛り込まれた予告映像は、息も詰まるような緊張感を与え、目が離せなくなる没入感を与えた。リアルに再現された考試院のビジュアルと終始奇妙な雰囲気を醸し出す演出、耳元で鳴るぞっとするような音が本編への期待を高めた。

「他人は地獄だ」は、「ウォッチャー 不正捜査官たちの真実」の後番組として韓国で8月31日から放送が始まる。