The Rose ウソン、ミニアルバム「WOLF」でソロデビュー“目標はグラミー賞…1つずつ夢を叶えたい”

OSEN |

写真=J&starCompany
JTBC「スーパーバンド」を通じて視聴者に注目されたウソンが、ソロアルバムを発売して本格的な音楽活動を行っている。

7月25日、ウソンは1stミニアルバム「WOLF」を発売して、ソロアーティストとして一歩を踏み出した。彼は最近、OSEN社屋で行われたインタビューで「『スーパーバンド』の放送が終わってから、ソロアルバムとThe Roseのアルバムを準備しながら、忙しい時間を過ごしました」と、近況を伝えた。

今回発売されたウソンのソロアルバムは、The Roseとしてデビューする前から準備してきたという。「アルバム制作はすでに終わっていました。コンセプトも1年前に決まって作業してからずいぶん経っていたし、最初の曲も2年前に完成していました。かなり作業期間が長くなりました」と語った。

ソロアルバムのタイトル曲である「FACE」は、バンド的な要素とポップが合わさった構成が注目を集める。人は自分なりに考えている理想的な姿があり、それを尊重してもらう資格を持っているという意味を込めた曲だ。特に、ウソンが同アルバムのコンセプトから全曲の作詞・作曲、編曲、プロデュースまでを担当して、念を入れて作業しただけに高い完成度を誇る。

ウソンはソロアルバムについて「新曲『FACE』そして『WOLF』というアルバムを通じて、表現したいことがたくさんありました。オオカミといえば男性的な面が注目されますが、実際にオオカミという動物は寂しがり屋で、献身的な愛をします。そのような両面をすべて披露したかったんです。タイトル曲の『FACE』は、第一印象において顔が最もインパクトを与えますが、その顔自体も誰もが好きな部分が異なりますので、それについても尊重する必要があるということを表現してみたかったんです」と説明した。

また「現在好んで聞いている曲が、時間が経ってからは香りのように1つの思い出となって、今の瞬間を思い出したときに同時に思い浮かぶと思います。僕の音楽を聞く方に、1つの思い出になったら嬉しいなと思います」と願いを語った。

本格的なソロ活動をスタートするウソンは、The Roseのアルバムも近いうちに公開されると話しながら、ファンに期待していてほしいと伝えた。「スーパーバンド」に出演して、抜群の実力とイケメンなビジュアルで注目を集めたThe Rose。ウソンは、The Roseについて「僕たちは4年前に、弘大(ホンデ)でバンドを始めました。路上ライブやクラブ公演などを通じて活動していましたが、当時僕が交渉中であった今の事務所と共にすることになりました」という。

The Roseとしてデビューして2年になるウソンは「とても幸せです。僕らの2年前、さらに3~4年前にさかのぼって考えて見ると、僕らだけで所属事務所もなしに20人ぐらいの観客の前で公演したときもあるので、現在はこの上なく幸せで、今後登っていける道を見つけたことだけでもドキドキします。1つ1つの目標を達成していくことも、僕らにとっては大きな達成感を感じて、2年間活動しましたがまだまだとても幸せです」と愛情を表わした。

The Roseはデビューしてから1年で、欧州8ヶ国10都市、北米7都市、南米の4都市でワールドツアーを行うなど、海外でも人気を集めているバンドだ。彼は「デビュー後間もなく『Sorry』という曲を発表しましたが、その曲自体を海外のファンは愛してくださいました。ブリティッシュ・ポップジャンルでしたが、僕らがこの曲を作るときに、必ずこの曲でデビューしたいと思っていました。海外のファンに評価してもらって以来、ずっと大きな関心を集める事ができたと思います」と謙虚に話した。

彼は「本当に楽しいことは、僕らが初めてThe Roseでデビューしたとき、本当になんでもない存在でしたが、ワールドツアーをしたいとかグラミー賞を取りたいとか、有名歌手とコラボしてみたいとか……やってみたいことがいっぱいありました。でも今、それを1つずつ成し遂げています。まだできなかったこと……例えばグラミー賞を取るとか、ビルボードでチャートインすることは、これから次第に成し遂げていくものだと思います。一応、大きな目標の1つだったワールドツアーは、昨年から今年にかけて成功したので、これからはもっと良い姿をお見せすることができると思っています」と語った。

ウソンの今後の目標は何だろうか。彼は「僕は目標を作ることがあまり好きではないですが、最近目標が1つできました。ソロ歌手として、音楽ランキングの200位以内にチャートインすることです。それから、The Roseとしても100位以内にチャートインしたいです。チャートインするということは、多くの人々が聞いてくださるという意味なので、いつかは必ず成し遂げたいです」という願いについて語った。

最後に、これからの夢は何かという質問に「今、僕のそばにいる人たちとずっと音楽をしていくことです。僕が実際に音楽を続けられる期間がどれほどかは分かりませんが、僕が歌手をやらないと言ったとしても、音楽という領域の中にいて、ずっと音楽をしていくのが夢です」と打ち明けた。

記者 : チ・ミンギョン