Wanna One出身ライ・グァンリン、CUBEとの対立の理由は…弁護士がコメント「本人の同意なしに、事務所が権利を譲渡」

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写真=マイデイリー DB
Wanna One出身ライ・グァンリンが、所属事務所CUBEエンターテインメントとの紛争の理由を明らかにした。

ライ・グァンリンの法律代理を務めた法務法人チェウムのパク・ソンウ弁護士は本日(23日)「ソウル中央地方裁判所に、上記専属契約の効力停止を求める仮処分申請を提出した。その理由は、CUBEエンターテインメントが専属契約に違反したいくつかの行為によって、もはや会社を全く信頼できないと判断したためだ」と明らかにした。

続いて 「ライ・グァンリンの中国国内での独占的マネジメントの権限を、第3者であるタジョエンターテインメントに譲渡し、その対価としてライ・グァンリンに支払った専属契約金の数十倍に達するお金を受け取った」と、これに関連して同意したことがないことを発表した。

また「CUBEエンターテインメントはライ・グァンリンと父親の印鑑が捺印された書類が存在するとし、契約違反行為がないと争うだけだった」と関連内容が是正されずに専属契約紛争が起こったと発表した。

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【ライ・グァンリン側のコメント全文】

こんにちは。

歌手ライ・グァンリンの法律関連業務を代理している法務法人チェウムのパク・ソンウ弁護士です。

まず、7月20日にCUBEエンターテインメントの一方的な主張を盛り込んだ記事がマスコミに報道されたことによりご心配をおかけした点について、ライ・グァンリンはファンの方々と放送、芸能エンターテインメント業界の従事者の方々に丁寧な謝罪の言葉を伝えてきました。

ライ・グァンリンは、これまでCUBEエンターテインメントとの葛藤を外部に先に公開するより、当事者間の協議を通じて最大限に円満に解決しようとしました。しかし、CUBEエンターテインメント側が協議を実質的に拒絶し、契約違反がないという趣旨で争い、その内容で報道資料を配布し、いくつかの記事には現在ライ・グァンリンが独自に活動しているという誤った内容が含まれており、間違った事実関係を訂正して、この事件の実体を正確にするために、このような文を発表することになりました。

ライ・グァンリンは2019年7月18日に、本代理人を通じてCUBEエンターテインメントの専属契約の解除を通知し、本日ソウル中央地方裁判所に、上記専属契約の効力停止を求める仮処分申請を提出しました。その理由は、CUBEエンターテインメントが専属契約に違反したいくつかの行為によって、もはや会社を全く信頼できないと判断したからです。

CUBEエンターテインメントは2017年7月25日にライ・グァンリンと専属契約を締結しましたが、それから数ヶ月も経たない2018年1月頃に、ライ・グァンリンの中国国内での独占的マネジメント権限を第3者であるタジョエンターテインメントに譲渡し、その対価としてライ・グァンリンに支払った専属契約金の数十倍に達するお金を受け取りました。それに対してライ・グァンリンと両親は、CUBEエンターテインメントからいかなる説明も受けておらず、同意したこともありません。

ライ・グァンリンはグループWanna Oneでの活動を終え、2019年1月に中国スケジュールを開始した後の2019年4月頃になってやっと、一足遅れてその事実を知ることになりました。

2019年3月23日にCUBEエンターテインメントが「U&Cube Festival」という所属事務所の日本公演にライ・グァンリンを出席させる過程で、日程が重複した中国国内のドラマの撮影スケジュールと関連した出来事があり、そのためライ・グァンリンは、中国・湖南省TVと出演を真剣に議論していた番組に参加することができなくなり、そのことが湖南TVとライ・グァンリンの関係に悪影響を及ぼしたという通知を受けました。これを受けてライ・グァンリンがその具体的な経緯を現地マネージャーから説明して聞いていた際に、本人が知らない契約が存在するということを知ったのです。

信じていた会社が本人の同意なしに、自身の権利を譲渡したという事実に衝撃を受けて、苦心の末に本代理人を通じて2019年6月21日付で内容証明を発送し、CUBEエンターテインメントの契約違反の事実を指摘し、是正を要求しました。しかしCUBEエンターテインメントはライ・グァンリンと父親の印鑑が捺印された書類が存在するとし、契約違反行為がないと争うだけでした。それだけでなく、CUBEエンターテインメントはライ・グァンリンが要求した訂正を全く履行することなく、協議の要請も何ら言及せずに無視しました。

しかしライ・グァンリンと父親は、そのような印鑑を見たことも、捺印した事実も全くなく、CUBEエンターテインメントにライ・グァンリンと父親の名義で印鑑を彫り、捺印することを許可したこともなかったので、同意のない権限譲渡のほかにも、非常に深刻な信用毀損行為が存在すると判断することになりました。

これを受けてやむなく契約解除を通知しましたが、CUBEエンターテインメントは当事者に直接それに対する説明や釈明をすることなく、メディアを通じて関連事実の一部だけを公開し「根拠のない問題提起」程度に扱い、ライ・グァンリンのイメージを失墜させました。このように、当事者間の信頼関係が深刻に毀損され、CUBEエンターテインメントが円満な問題の解決を事実上拒否した状況に置かれたので、仕方なく訴訟を提起したのです。

本代理人は、ライ・グァンリン本人がこれまで知らなかった関連した事実関係が訴訟の手続きで明確に明らかになり、それに応じて韓国の裁判所が合理的で公正な判断をしてくださると信じています。また、裁判所の判断があるまでライ・グァンリンは、韓国国内外の全てのファンの方々、放送・芸能関係者、番組制作陣の方々との約束と信義を保つために、この事件の仮処分申請前にすでに予定されていたスケジュールを最大限に正常に進めるために努力する予定です。適法な手続きを通じてこの事件を解決し、ファンの方々の期待されるライ・グァンリンの姿を一日も早くお見せできるよう努力いたします。

記者 : ミョン・ヒスク