「ただひとつの愛」シン・ヘソン“大変だったけれど大切な作品”
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写真=YNKエンターテインメント
俳優シン・ヘソンが「ただひとつの愛」で再び真価を証明した。韓国で最近に放送が終了したKBS 2TV水木ドラマ「ただひとつの愛」でシン・ヘソンは、天才バレリーナのイ・ヨンソとイ・ドンゴン(チ・ガンウ役)の昔の恋人チェ・ソルヒに扮し、一人二役を完璧に演じ、再びシン・ヘソンの代表キャラクターを生み出した。
今回の作品は、シン・ヘソンにとって挑戦のような作品であった。ドラマ前半の、後天性の視覚障害を患う姿や、イ・ヨンソと自由奔放なバレリーナのチェ・ソルヒ、そして悲劇的な恋の主人公になるジーゼルの姿まで、一つの作品の中で性格の違う様々なキャラクターを演じきったシン・ヘソン。汗水流して自身の能力を最大限に引き出すために努力した結果、彼女の情熱はもちろん、幅広い演技力が輝き、女優シン・ヘソンの真価を視聴者にしっかり伝えた。
これまで心のこもった熱演でお茶の間に深い感動と余韻を与えてきたシン・ヘソンに、「ただひとつの愛」の放送終了を迎えた感想を聞いてみた。
――「ただひとつの愛」の放送終了を迎えた感想を教えて下さい。
シン・ヘソン:バレエの練習期間まで含めると6~7ヶ月間、ヨンソとして生きてきたので、まだ終わったという実感も無く、寂しいです。しかし、ヨンソとして生きている間とても幸せでした。ヨンソの新しい人生を応援しながら、私は新しい作品でお茶の間に戻ってくるために努力しようと思います。
――「ただひとつの愛」と「イ・ヨンソ」は、どのような記憶として残りましたか?
シン・ヘソン:「ただひとつの愛」は挑戦することが多かったですが、女優として一度は挑戦してみたい魅力的な作品でした。全てのキャラクターがそうですが、ヨンソは大変だった役柄の一つですが、何年か過ぎてからもう一度思い出したくなるような、大切な作品として記憶に残りそうです。
――今回の作品はバレエから一人二役、そして役柄の感情変化が多かったと思います。その中で大変だったことや、良かったことを教えて下さい。
シン・ヘソン:バレエをすることそのものが私にとって大きな挑戦で課題でした。ヨンソを表現するにおいてバレエをとても上手に踊らないといけなかったので、演技をしながらも上手く出来ているかについて気を取られそうになりました。しかし放送では、これまでの努力が少し現れたようで嬉しかったです。
――撮影中、最も記憶に残っているシーンは何ですか?
シン・ヘソン:脚本家の良い脚本と、監督のリアルな演出のおかげで、名場面が多かったと思います。多くの場面が記憶に残っていますが、その中でも第1話でダンとベンチに座って会う場面が記憶に残っています。ヨンソとダンがこれからやってくることを知らずに出会う場面が、今になって考えてみると一番記憶に残っているシーンです。
――最後まで「ただひとつの愛」を愛してくださった視聴者の皆さんに一言お願いします。
シン・ヘソン:これまで私達のドラマを見てくださった視聴者の皆さんに心から感謝しています。ダン&ヨンソカップルと、ヨンソの幸せを祈ってくださった皆さんにも幸せが訪れることを祈っています。
シン・ヘソンは映画初主演作を務めた「潔白」で観客の元に戻ってくる予定だ。
記者 : ソン・ヒョジョン