チョン・セウンは落ち着いて静かに見えるが、誰より情熱的にイメージチェンジを繰り返している。Mnet「プロデュース101」シーズン2で持ち前のアコースティックな感性で"お姉さん"たちの心を揺さぶった少年が凛々しくミュージカルという不慣れな道に足を踏み入れたり、ビューティーグラビアに登場するなど自身の世界を拡大していく。時間が経つほどチョン・セウンの魅力ははっきり見えてくる。

――デビュー後、初めてのビューティーグラビアですね。

チョン・セウン：とてもぎこちなかったのですが、面白かったです。新しい経験ですが、しっかり終えられたと思うのでとても嬉しいです。顔をクローズアップした写真が多くて撮影が行われる間、ずっと僕の顔をよく観察しました。クソニンジン化粧品と共にした今回のグラビアをたくさん愛してください（笑）。

――「JUST U」のメロディに「クソニンジン（キク科ヨモギ属の越年草）」という言葉を入れた映像が公開されました。

チョン・セウン：「クソニンジン」を題材にした歌を提案されたときは、本当に当惑しました（笑）。「クソニンジン」という言葉がとても不慣れでした。マーケティングのため作った単語だと思ったのですが、検索してみたら実際に存在する薬材でした。本当に不思議でしたし、この単語で歌を歌えば面白いだろうと思いました。単語が与える親近で強烈な感じを最大限曲に反映したいと思いました。

――チョン・セウンだけの肌のお手入れ方法がありますか？

チョン・セウン：正直、念入りに肌を管理したりはしません。洗顔してスキンケア製品を付けるだけで僕だけの肌の手入れ方法はありません。ビューティーグラビアを撮影したクソニンジン美容液を地道に使って、肌がよくなる姿をファンの皆様にお見せしたいです。

――7月、単独コンサート「ZERO」のため特別に準備した歌がありますか？

チョン・セウン：昨年3月に初めて単独コンサートを開催して、今回が2回目の単独コンサートでした。これまで発売した楽曲をコンサートのステージでは歌うのは初めてだったんです。コンサートそのものが、特別なステージになれるようステージの順番や楽曲のリストなどすべての部分に気をつけて準備しました。そして新しいカバー曲も準備しました。

――これからチャレンジしたいコンサートは何ですか？

チョン・セウン：紫雨林 キム・ユナ先輩の小劇場コンサートを見て感銘を受けました。本当に近くでささやいて感情を共有するような気分になりました。先輩の公演を見た後、小劇場でコンサートを開きたいという夢ができました。声と音楽だけで公演会場をいっぱい満たしたいです。

――ミュージカルデビュー作「グリース」で魅力的なプレイボーイ、ダニー役を演じましたね。

チョン・セウン：最初は僕もダニーを浮気者だとばかり思ってましたが、思ったより素直なところが多い人物です。愛するサンディの前では限りなく優しくて純粋です。魅力的で無垢なダニーを演じるためいろいろ悩みましたし、ミュージカルは初めてでプレッシャーもありました。プレッシャーを乗り越えるため、本当に最善を尽くして練習しました。緊張をほぐす唯一の方法は練習じゃないでしょうか（笑）。

――ミュージカルを準備しながら演技へのプレッシャーがあったかと思います。

チョン・セウン：最初は砂漠の上に一人で立っている気分でした。途方に暮れてどうすれば良いか一つも分かりませんでした。「グリース」で共演する先輩にずっと質問して、先輩たちが練習する舞台を見ながら一つずつ学びました。家に帰っても練習を続けましたし、そうしながら少しずつ漠然としたことを克服しました。

――「グリース」の初公演を終えた時の気分はどうでしたか？

チョン・セウン：とても緊張して舞台をどうやったか覚えてません。ミュージカルは呼吸一つ一つがすべて約束されている舞台じゃないですか。もしかして僕がその流れに邪魔になるのではないか本当に緊張しました。初公演の喜びを感じられる余力がなかったんです（笑）。これからは舞台に立つと観客が見えるし、他の俳優たちの呼吸が感じられるし、カーテンコールに喜びを感じます。

――ミュージカルをして演技に興味ができましたか？

チョン・セウン：演技より音楽に欲が出ました。ミュージカルをしながら感じた新しい感情と経験を歌で表現したいです。ソロ活動の時は知らなかった様々な感情がこれから音楽をする過程で大いに役立つと思います。そして、ミュージカルのおかげで体力が今まで以上について単独コンサートの準備をするときもかなり役に立ちました（笑）。

――シンガーソングライターとアイドルの合成語「シンガーソングライドル」が、チョン・セウンの位置を一番よく表すあだ名です。二つのポジションの特徴を活かすため努力していることは何ですか？

チョン・セウン：ハツラツとした歌を歌ったり、自作曲も歌ったりなど、僕にできることは全部お見せしています。タイトル曲の中にはリズミカルなメロディの「BABY IT'S U」もありますし、コンサートとファンサイン会ではダンスタイムもあります。アイドルとして見せられる魅力と、シンガーソングライターとして持っている強みをできるだけ生かせるようずっと研究しています。

――シンガーソングライターとしてチャレンジしたい楽曲のジャンルは何ですか？

チョン・セウン：R＆B、ジャズなど、チャレンジしたいものは本当に多いです。歌を聴いたとき「あの人は本当に素直に歌っているんだな」と思わせる楽曲が作りたいです。

――準備しているアルバムはありますか？カムバックの計画が気になります。

チョン・セウン：決まったことはありませんが、もっと成長した姿をお見せできるよう一生懸命に悩んでいます。楽しみにしてください。

――音楽番組の他に出演したいと思う番組はありますか？

チョン・セウン：様々な番組を通じてたくさんの方に会えればよいですが、僕がやりたいといって放送に出演できるわけではないじゃないですか。機会があればたくさん努力してよい姿をお見せします。今は音楽に集中して、音楽的にもっと成長して発展したいです。

――ファンは知らないチョン・セウンだけの魅力はありますか？

チョン・セウン：スポーツがとても好きです。幼い頃から、友達とサッカーやバスケットボールの試合をたくさんしました。走ったり、歩き回ることが好きです。

――これからの計画を聞かせてください。

チョン・セウン：全ての瞬間が幸せで不思議な気分です。僕を応援し、僕の歌を聴いてくださってありがとうございます。皆様の関心と愛に音楽で恩返しできるよう弛まず努力します。休まず研究して成長する歌手になります。