BLACKPINK ジェニーからキム・ヒョナまで…どちらが好み?ブラック&華やかファッションを徹底分析

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キム・ヒョナ、ジェニー、ハン・イェスル Instagram
スターはいつも流行をリードしなければならないという宿命を持つが、同じスターであっても、女優と女性歌手は表現するスタイルも、追求するファッションも異なる。

女優のファッションの共通項として挙げられるのが“ブラック”だ。フォトウォールはもちろん、日常でもシックなブラック&ホワイトのモノトーンファッションが捉えられることが多い。トレンディなアイテムも、悪目立ちすることなく、ナチュラルでありながらスタイリッシュに着こなす。

それに対して女性歌手のスタイルは、よりカラフルで華やかに見える。様々なカラーと自由自在なスタイリングで、個性を大胆に表現する。好きなブランドにも違いが見える。多くの女優がシャネル(CHANEL)、ディオール(Dior)、ジバンシィ(GIVENCHY)、サンローラン(SAINT LAURENT)など、歴史と伝統を誇るブランドを好み、女性歌手はアレキサンダー・ワン(ALEXANDER WANG)などのコンテンポラリーブランドを好むともされている。

しかしもっと重要なことは、どんなブランドを着るかではなく、同じブランドでもどのように着こなすかだ。同じジバンシィも、チョン・リョウォンはブランド固有の正統性に従いながらも、エレガントな好みのスタイルを反映させて、ジバンシィのランウェイファッションを再現している。一方でキム・ヒョナは、ランウェイとストリートな感性を大胆にミックス&マッチした現代的なムードのジバンシィを好む。

キム・ゴウンとBLACKPINKのジェニーの場合には、キム・ゴウンのシャネルはラグジュアリーなツイードジャケットを身にまとったレディな装いを標榜するとしたら、ジェニーのシャネルはブランドロゴが大きく刻まれたキャップやベルトで、流行の先端を行くファッションに仕上げる。トレンドを引っ張る女優と女性歌手の最高のアイコン、4人4色のファッションをまとめてみた。


コン・ヒョジン

デビューからこれまで失敗したファッションはなく、起伏のないスタイルでファッショントレンドをリードしてきた。光の速度で変わるファッション業界で、変わらずおしゃれ番長とされてきたファッション界のベテランだ。指には指輪を連想させるタトゥーで、芸能界にタトゥーの流行をもたらした主人公の一人でもある。


キム・ゴウン

おしゃれ番長コン・ヒョジンとチョン・リョウォンの後を継ぐファッションアイコンだ。一見すると地味に見えるかもしれないが、よくよく見るとはっきりしたスタイルを持っている。華奢なキム・ゴウンにぴったりの素朴なスタイリングを楽しむ。


チョン・リョウォン

シャネル、ジバンシィ、サンローラン、イザベルマラン(ISABEL MARANT)など、フランスのブランドが特に好きで、ブランドからも絶えずラブコールを受けている。特定のブランドに合わせたイメージではなく、シャネルを着たらシャネルレディ、ジバンシィを着たらジバンシーウーマンになるなど、多彩な魅力が強みだ。


ハン・イェスル

ハン・イェスルは、女性歌手のファッションスタイルに近い華やかなスタイルを好むが、決して女優の優雅さは逃さない。どんな服を着ても、セクシーさと洗練されたイメージを同時に満たす魔性の彼女。



元Wonder Girls ソンミ

グッチ(GUCCI)、シャネル、ディオール、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)、フェンディ(FENDI)などのハイブランドからヴェトモン(VETEMENTS)などのストリートファッションブランドをはじめ、ザラ(ZARA)のようなSPA(メーカーが全ての工程を担うこと)ブランドまでを着こなす。ソンミはブランドの境界を行き来するファッションにおける百科事典のような存在だ。


BLACKPINK ジェニー

クールなビジュアルに爽やかさもあり、上品なイメージで、世界的な高級ブランドのラブコールを受けている。シャネルのチェーンバッグの代わりにシャネルのリュック、シャネルのロゴ入りのキャップやベルトでクラシックなシャネルをより一層若々しくトレンディーに着こなす。新たなシャネルを見せてくれる主人公だ。



ジェシカ

妖精のイメージを脱ぎ捨てて、トレンドセッターに完璧に変身した。ピンクを愛するガーリッシュなムードは変わらないが、より一層洗練された雰囲気だ。新商品が気になるのなら、彼女のInstagramを見るとよい。最新のバッグや靴、ファッショントレンドの動向まで網羅されている。


キム・ヒョナ

バレンシアガ(BALENCIAGA)やアレキサンダー・ワンのような雰囲気を愛するキム・ヒョナ。華やかなカラーや露出で、トレンディーながらもファンキーな雰囲気を漂わせる。恋人のイドンと共に見せる1970~1980年代のレトロムード漂うファッションも話題だ。

記者 : イ・ヒスン