Wanna One出身ハ・ソンウン「僕のファンになることは間違っていないという確信を与えます」(動画あり)

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世界を股にかけて活動し、数え切れないほどの人々に自身の歌を聴かせているWanna One出身ハ・ソンウン。「プロデュース101」シーズン2のステージは、努力しただけの褒賞を与えてくれた。101人の少年のうち、最終ランク11位でWanna Oneに合流し、1年6ヶ月間、忙しく過ごした。ソロ歌手として活動を始めた今も、ハ・ソンウンの毎日は夢のようだ。名前を知ってもらえるだけでも感謝していた時期を経て、今は無限のファンの愛に驚いている。ハ・ソンウンの日常は奇跡で満たされている。

――初の海外でのグラビア撮影だったんですね。

ハ・ソンウン:本当に楽しかったです。こんなに楽な気分で楽しんだグラビア撮影現場は初めてでした。作家のチョ・セヒョンさんも本当に細かく気を配ってくださいました。旅行するコンセプトで撮影したので忙しいスケジュールの中でも癒されました。

――ソロ歌手としての初のアルバム「My Moment」は、爽やかな出発になったんですね。

ハ・ソンウン:やりたいことが本当に多かったのですが、うまくスタートができたと思いました。自分の話をどのように見せたらいいのか悩みましたが、重くない感じでソロデビューをしたいと思いました。これからお見せする時間はたくさんあるので、スタートは重くならないようにしたいと思いました。

――収録曲全曲の作詞と作曲に参加したんですね。

ハ・ソンウン:自分が好きなジャンルの音楽をやってみたいと思いました。グループ活動ではできなかった音楽をやることができるのも嬉しかったです。作業をしながら、もっと気を使おうと思う部分も出てきました。最初に作業を始めた時は、なぜ音楽が好きになって、なぜ音楽を始めるようになったかを考えながら、自分が好きでよく聞くジャンルをやってみようと思いました。そこにファンの皆さんが望む姿と自分だけのパフォーマンスも捨てられなかったので、様々な部分を満足させることについてたくさん悩みました。

――作業をしながら未熟だ、大変だと思う部分もあったのですか?

ハ・ソンウン:目指している方向性や伝えたいことに対するはっきりとしたテーマがあったので、初のアルバムはあまり難しくなかったんですね。むしろ今準備しているアルバムは、これからどんな話を始めるか、そしてどれくらいの重量感を持たせ、見せるべきかについて悩みました。作業をしてみたら良い部分もあって、補充が必要な部分もあったので、それを合わせていくのが難しかったです。季節も考えなければならないし、また新しいカラーも見せたかったので、そういう部分をすべて満足するためにはどうすればいいか悩んだため、最初より今のほうが難しく感じます。

――曲を構想する時に好む自身だけのスケッチ方法はありますか?

ハ・ソンウン:まず曲の雰囲気を決めます。楽な気持ちで聞ける曲を作りたい時は、軽く口ずさみながらメロディーを作りますし、愉快でテンションが必要な曲を作りたい時は、体を動かしながらメロディーを構成します。自分で自ら感じながら曲を作っています。

――準備中のアルバムも初のアルバムと同じくらい参加度が高いのでしょうね。

ハ・ソンウン:タイトル曲は前回のアルバムとはちょっと違って、自分にはできない部分もあったので、僕が作業をすることができませんでした。僕が望んでいる雰囲気があったのですが、その雰囲気を出すためには、まだその感性が足りないと思いました。でも歌詞やメロディーラインの修正などには意見を出すなど、積極的に臨みました。それを除いて、他の収録曲には参加しました。

――次のアルバムは、どの部分にフォーカスして聞いたらよいですか?

ハ・ソンウン:タイトル曲ははっきりした変化がありますし、収録曲は聞いてみたら、これはハ・ソンウンの曲だと思われるはずです。ハ・ソンウンのカラーが詰め込まれています。

――一緒にコラボしたいミュージシャンもいるのですか?

ハ・ソンウン:それはたくさんいます。今回のデジタルシングル「Riding」も、Dynamic DuoのGAEKO先輩がフィーチャリングしてくださって本当に光栄でした。GAEKO先輩に曲を送って連絡しました。そのパートにGAEKO先輩の声を乗せることができたら本当に良いなと思っていました。快諾してくださって、ありがたいことにコラボが実現しました。僕はGAEKO先輩のパートを聞くためにこの曲を聞くくらいです。ハハ。それくらいファンです。

――プライベートでは何をして過ごしていますか?

ハ・ソンウン:僕はゆっくり休むよりは、たくさん歩き回りながら時間を過ごそうとしています。休みの日にさらに疲れる場合もありますが、友達に会ったり、歩き回りながらエネルギーを得る方です。人に会って話をしたら、仕事をもっと頑張る原動力にもなります。

――一人で過ごすのはどうですか?

ハ・ソンウン:良い部分も大変な部分もあります。何でも一人でやらなければならないし、メンバーたちと一緒にいた時はワイワイして楽しかったんですけど、今は一人で過ごしているので、家に帰ったらシャワーを浴びて寝たり、ゲームをしたりするほかには、特に何もしません。

――最近、最も関心を持っていることは何ですか?

ハ・ソンウン:やはりアルバムですね。これから自分がやりたい音楽に対する関心が一番高いです。どんな良い人々に会って、どんな良い結果を出すことができるか想像することが一番楽しいです。今回も良い方々に会ってOST(劇中歌)の制作もできたし、また音楽に対してたくさん話し合うこともできました。音楽制作をする方々に会うのも本当に楽しかったし、自分のアルバムと自分がこれからやっていくことに対する悩みや考えが増えました。

――「プロデュース101」シーズン2で行商人のような姿が印象的でしたが、旅行をする時に必ず持っていくものはありますか?

ハ・ソンウン:撮影当時は、本当に必要だと思って持って行ったんです。実際には練習が忙しく使う時間もなかったんですけどね。ハハ。実は番組に出てきた行商人のような姿とは距離があります。海外に行く時も旅行バッグに下着やスリッパ、動きやすい服など、必須のもの以外は本当に持って行きません。まだ長旅はしたことがないんですけどね。そしてスタッフが用意してきたものを借りたりもします。ラーメンやコチュジャンも持ってくるんですよね。ハハ。そのようなものを持っていくのは良いと思います。

――15歳の幼い頃から歌手を目指したんですね。

ハ・ソンウン:若い年齢で夢があるということは、決して普通ではないと思います。僕の友人もそうだし、両親に言われて勉強をしますが、夢を持っている人は多くありませんでした。大学への進学が目的である場合もありますが、僕は実は大学進学には興味がありませんでした。もちろん子供の頃は、夢がなければいけないというから、警察とか消防士が夢だと言ったりもしました。陸上部の時は陸上選手が夢でしたし。そして中学生になって、自分は何をすれば楽しく生きられるか考えました。普段からも歌が好きだったのですが、周りからも上手だと言われて、徐々に興味が湧いてきました。それで音楽の教室に通い始めました。通っていたら、ある瞬間自分は音楽を目指している人だと思うようになりました。自然に歌手という道に流れてきたと思います。

――歌手になるまで、長い時間を耐えたんですね。

ハ・ソンウン:いつも周りの友人から、まだ歌手が夢なのかと聞かれました。その時は歌手でもなかったし、ましてや練習生でもなかったので、「お前が本物の歌手になれるの?」と思われたんですね。僕はそれに勝ちたいと思ったんですね。ハハ。もっと刺激を受けました。また、準備の期間が長すぎて、さらに諦めることができませんでした。正直に言って、ある瞬間歌手になるのは無理だと思ったこともありました。でも、今までやってきたことがもったいないし、また別のことをやったらこれより上手にできるか考えてみたら、できないような気がしました。だから大学生の時までずっと準備してきたのです。なんとかなるだろうと思いました。だから昔を思うと夢みたいで、「これができたんだ」と思います。今は友達に会ったら、本当に良かったと、すごいと言われます。ハハ。


――「プロデュース101」シーズン2をターニングポイントに、ハ・ソンウンの人生で本当に多くのことが変わったんですね。

ハ・ソンウン:その時より今の方がもっと情熱的です。たくさんのファンの皆さんに会って交流することが本当に幸せなので、もっと良い姿を見せたいし、満足させたい気持ちがすごくあります。そんなことをいつも考えていたら、もっと情熱が湧いてきます。以前は歌手になって、どうすれば人々に知ってもらえるだろうと考えていたのですが、今はどのように皆さんにプレゼントして、感謝のお返しをすればよいのかを考えるところが変わった部分です。

――本当に毎日が夢みたいなことの連続なんですね。

ハ・ソンウン:すでに一度歌手としてデビューしたじゃないですか。一度でも大衆の注目を集めることがどれだけ難しいか分かっているので、本当に毎日が夢みたいです。最初から上手く行っていたら、こんな気持ちにならなかったと思います。少数の人々の前で公演をしていた僕が、今は本当に多くの人々の前で公演して歌を歌っているので、本当に一瞬でこうなったことを考えると、感謝するばかりです。最初から上手く行っていたら、毎瞬間を当たり前のように思っていたかもしれません。Wanna Oneのメンバーたちも同じ感情だと思います。

―― 1年6ヶ月間一緒に活動したWanna Oneのメンバーたちとは活動の時期が重なったら、会って嬉しい関係になったんですね。

ハ・ソンウン:すごく嬉しいです。以前ほど頻繁に会うわけではないので、それによる気まずさは少しはあります。弟たちも気楽に接していたのに、しばらく会っていないからって、尊敬語を使っちゃったりして。ハハ。会っていない間、皆本当に一生懸命に頑張っていたのが顔に現れていました。それぞれ異なる環境で暮らしていることも実感しましたね。

――ユン・ジソンが入隊する前に最後に通話をしたようですね。

ハ・ソンウン:ジソン兄さんが入隊する前々日に電話をしたんですけど、僕が兄さんの髪の毛を剃ってあげたいと言いました。そして入隊する日、プデチゲ(部隊チゲ。肉、野菜、豆腐、ソーセージなどを入れた鍋料理)を食べていたのですが、ふと兄さんを思い出したんですね。それですぐに兄さんに電話をかけました。ハハ。そうやって最後まで通話しながら入所したのです。

――ソロ歌手として活動しながら、自分自身を褒めたいこともありますか?

ハ・ソンウン:とても大変なことも多かったのですが、それでも挑戦し続けて、小さいけれどやり遂げていることを褒めてあげたいと思います。勉強になる部分も間違いなくあるし、成長している今が好きです。元気にちゃんとやっていることに拍手してあげたいです。

――ソロ活動であるだけに新しい気分も大きいのではないでしょうか?

ハ・ソンウン:ヘアやメイクをやってもらう順番から撮影の順番など、いつも待つことが多かったのですが、今は自分だけなので、そんな些細な部分がいいですね。逆に休んだり待っていた時に楽しい思い出も多かったのですが、今はソロで一人でいる時間が多いので、そのような部分では寂しさを感じます。

――ファンへの愛情でも有名ですね。ファンからのコメントを読んでいるのですか?

ハ・ソンウン:ファンと会話する時間が本当に楽しくて大切です。ファンの皆さんのコメントを読んでいると、一日に何度も直接会話している気分になります。そのためか、頻繁にチェックしてたくさんコメントを残す方です。

――ハ・ソンウンが持つ最終目標は何ですか?

ハ・ソンウン:大衆に「ハ・ソンウンという歌手がいるんだ、良い音楽をやっているんだ」ということを知ってもらいたいです。皆に愛されることが最も最終的な夢です。大衆に愛されるのが目標ですね。歌がリリースされたら、ファンだけでなく大衆にも僕の歌を楽しんでもらえる、そういう歌手になりたいです。ソロ歌手として賞ももらえたら本当にうれしいです。

――“大王雲”ことハ・ソンウンを守ってくれる、小さな雲たち(ファン)に伝えたいことはありますか?

ハ・ソンウン:@star1のグラビアもそうですし、すべてのスケジュールは、ファンからもらうものだと思っています。ファンの皆さんがいるからこそ、グラビアも撮影できてバラエティ番組にも出演できるのだと思います。僕が夢を実現できるようにしてくれて、本当にありがとうございます。ファンの皆さんが、ハ・ソンウンのファンだと言うことにプライドを感じることができる、そんな人になるよう、たくさん愛される人になりたいです。僕のことを好きになることは間違っていないという確信を与えます。

記者 : パク・スンヒョン