イ・ハイ、ミニアルバム「24℃」でカムバック“ファンの方々が私を見て『よく育ってくれたな』と思えば、成功したと思う”

Newsen |

写真=YG ENTERTAINMENT
歌手イ・ハイがより一層成熟した姿で戻ってきた。3年ぶりのカムバックであるだけに、成長したイ・ハイの歌声と考えがアルバムにそのまま盛り込まれた。

イ・ハイは新しいミニアルバム「24℃」ではっきりとした自我と主体的な態度で新たな試みを始めた。タイトル曲「NO ONE」はエキゾチックなインド風のサウンドとレトロな歌詞を特徴としており、寂しさに耐えきれず、恋人探しに出る女性の感情を堂々と表現した。

イ・ハイは「私の年にあわせ、より一層成熟した姿をお見せするために努力しました。収録曲では、私が思う24歳の感情を歌詞に入れようとしました」と紹介した。

イ・ハイは2012年に韓国で放送されたSBSオーディション番組「K-POPスター」の準優勝者で、大ブレイクした。まだ幼かったにもかかわらず、小さな体から出てくるグルーヴ感のある歌声は、当時の審査委員だけでなく、音楽ファンの心を掴んだ。デビュー曲「1.2.3.4」は17歳の新人とは思えない魅力を最大化した楽曲で人気を博した。

17歳の少女だったイ・ハイはいつの間にか24歳になった。

イ・ハイは「『大きく、よく育ったな』と思って頂きたいです。ファンの中には年配の方も多かったです。幼い頃から見てくださったファンの方が多く、その方々が私を見て『よく育ってくれたな』と思ってくだされば成功したと言えるのではないかと思います」と今回のアルバムの目標を公開した。

彼女は「音楽ランキングでよい成績を収めることも気持ちがいいと思いますが、私がお見せしたいことに集中しようとしていて、逆に焦らない方だと思います。周りの人々も心を楽にしようと努力しているからそうなるんだと思います」と強い姿を見せた。

幼い頃にデビューし、早くから社会生活を始めたイ・ハイは「とても人見知りで今もそうなのですが、もう少し笑顔になれるように練習しています。昔はぎこちない時はそれが顔に出てしまっていたのですが、今はそういう部分がかなりよくなって少し性格が変わったと思います」と話した。

イ・ハイは同じ事務所の同僚で「K-POPスター」の後輩である楽童ミュージシャンのイ・スヒョンを頼りになる親友だと語った。「私より年下なのに力になる言葉をたくさん言ってくれます。私も言ってあげることもありますし、スヒョンが言ってくれることもあります」と話した。

彼女は「ソロ歌手だからアルバムを準備する時、色々なことを一人でしなければならない場合が多いのですが、日程が多すぎると疲れる時があります。疲れ果てていると、スヒョンが『この時間も二度と戻らないと思ったらとてもいい時間だよ』と言ってくれて、私は反省したし、もっと頑張らなきゃと思いました」と話した。

イ・ハイはファンに「新しい歌をたくさん聞いて頂きたいです。あまりにも長く待たせてしまって申し訳ないとも言いたいです」と伝えた。

記者 : イ・ミンジ