「チェックメイト！～正義の番人～」で、初めてのアクションシーンからOST（劇中歌）参加まで、がらりとイメージチェンジしてお茶の間を訪れたパク・セヨンが放送終了を迎えて感想を語った。

女優パク・セヨンは最近韓国で終了したMBC月火ドラマ「チェックメイト！～正義の番人～」で、チョ・ジンガプ（キム・ドンウク）の元妻で、現実主義の刑事チュ・ミラン役を務めた。序盤でチュ・ミランはシニカルな原則主義者だったが、ストーリーが進むに連れてカリスマ性あふれる姿を見せ、視聴者を魅了した。

最近行われたNewsenとの取材でパク・セヨンは、「『カネの花～愛を閉ざした男～』以来、相次いでMBCの良い作品に出演することができました。多くの方々の好評を得られて嬉しいです」と放送終了の思いを語った。

「チェックメイト！～正義の番人～」は最後まで地上波、ケーブルを含む月火ドラマ視聴率1位をキープして有終の美を飾った。パク・セヨンは「知人たちがドラマを見て、たくさん感想を話してくれます。実は、知人たちは私が出演しているから作品を見てくれているのであって、普段は1話から最終話まで全部見るわけでは無いのです。しかし、「チョ・ジャンプン」は違いました。最初から最後まで見たと言ってくれた友達が本当に多い作品でした。直接連絡して、報告してくれる友達が本当に多かったです。特に職場に通う友人が、すごく共感したと言ってくれました」と喜びを語った。

好評の中で終了しただけに、視聴者たちのシーズン2に対する要望も相次いでいる。パク・セヨンは「コメントを見ましたが、多くの方々がシーズン2を願っていました。もちろん私たちに決定権があるわけではないですが、『やろう』と言ったら、おそらく出演者の皆がやると思います。雰囲気がとても良かったし、俳優同士の相性もとても良かったです。皆このドラマを撮影しながら、とても楽しんでいました。良い機会があれば、皆楽しく撮影をすると思います」とシーズン2への希望を語った。

ガールクラッシュ（女性も憧れる格好いい女性）刑事チュ・ミランは、普段から自然体のパク・セヨンにぴったりの役だった。「化粧をして、買い物をしてアクセサリーをつけることが好きではないんです」と話すパク・セヨンは、「私はサバサバしていて男みたいだとよく言われます。恋愛をする時も男みたいだと何度も言われました。今回アクセサリーを一つも身に着けない衣装だったので、とても楽でした」と笑顔を見せた。

初のアクション演技に挑戦したパク・セヨンは「アクション演技はしたことがありませんでした。コ・マルスク役のソル・イナが柔術経験者だったので、武術チームがいない時でもアクションを上手にやっていました。私はそこまでではないので、とても心配していましたが、武術チームの方々が積極的にサポートしてくれたおかげで、良いシーンが撮影できました」と語った。

続いて「運動ができて、殴ったりするからといってガールクラッシュになるわけではないと思います。自分が持っている考えを正確に声に出して行動することができる人がガールクラッシュだと思います。チュ・ミランを演じるにあたって、ガールクラッシュな一面について考えてみましたが、私が表現することのできるサイダーのような痛快な一面や、主体的な一面をお見せしたいと思いました。なのでその部分に気を使って演じました」と、チュ・ミランが視聴者に愛されたポイントでもある“ガールクラッシュ”についての考えを語った。

「チェックメイト！～正義の番人～」でパク・セヨンは、アクション演技の楽しさを知ったという。「アクションをしてみたかった」と語った彼女は「一度挑戦してみようという気持ちでやりました。しかしやってみると、思ったよりも楽しくて、またやってみたいなと思いました」と笑った。

「チェックメイト！～正義の番人～」は、柔道教師出身の公務員チョ・ジンガプが、雇用労働部勤労監督官に発令されて、悪徳事業主を懲らしめる風刺コメディドラマだ。