イ・ソンミン&ユ・ジェミョン主演映画「ビースト」緊張感が伝わるスチールカット12枚を公開

OSEN |

写真=NEW
今夏初の犯罪スリラー映画「ビースト」(監督:イ・ジョンホ、制作:(株)STUDIO&NEW、提供・配給:NEW)が強烈なビジュアルと個性あふれるキャラクター、そしてものすごい緊張感を予告するスチールカット12枚を公開した。

映画「ビースト」は希代の殺人鬼を捕まえる決定的な手掛かりを掴むため、また別の殺人を隠蔽した刑事ハンスとこれに気づいたライバル刑事ミンテの追いつ追われつのスリルを描く犯罪映画だ。

今回公開されたスチールカットには個性の強いキャラクターたちの強烈なビジュアルと希代の殺人鬼を捕まえる過程で繰り広げられる追いつ追われつの予測できないストーリーが与える緊張感まで盛り込まれ、視線を掴む。

最初に殺人鬼を捕まえるため別の殺人を隠蔽した強力班のエース刑事ハンス(イ・ソンミン)が決然とした表情で正面を見つめる姿が登場する。彼は狭い路地でもものすごいオーラを放っており、強いカリスマ性が期待される。

これにハンスの殺人隠蔽に気づいたライバル刑事ミンテ(ユ・ジェミョン)の鋭い目と感情を表に出さない冷たい表情は一気に視線を掴み、二人の間で繰り広げられる追いつ追われつの話が緊張感を与える。

それから希代の殺人鬼を捕まえる決定的な手がかりを持っている麻薬ブローカーのチュンベ(チョン・ヘジン)は赤い照明の下で何かに向かって銃で構えており、目が離せない存在感を発揮する。希代の殺人事件の手がかりを持つ彼女が、ハンスとどんな関係を築いていくのか好奇心を刺激する。

それだけでなく、広大な干潟の上を走る多くの警察の間でも特別な存在感を披露するハンスの覇気溢れる捜査一課の後輩ジョンチャン(チェ・ダニエル)の姿も登場し、4人の人物が絡み合った関係の中で繰り広げる予測できなストーリーへの関心を高める。

また、捜査一課のライバル刑事ハンスとミンテが壁を挟んでそれぞれ銃を持って自分の目標だけを見ながら立っている姿と、マンションで違う方向に向かって銃を向ける姿は殺人犯を捕まえるという目的は同じだが、異なる信念を持つ二人の激しい対立を予告し、関心を集める。ハンスとミンテが強烈な目でお互いを見つめる姿は圧倒的な雰囲気を与え、期待を高める。

最後にチュンベに向かって銃を向けている闇の中のハンスのシルエットは、極端な状況に追い込まれた彼がどんな選択をするのか好奇心を刺激する。

これと共にチュンベのキャラクターに使われたユニークな赤色の照明から最後のスチールカットの中の青い煙霧まで、大胆な色感を通じて劇中人物をより立体的に表現した「ビースト」ならではの優れた演出を見ることができ、より一層期待を高める。

優れた人物と強烈なビジュアルを込めたスチールカット12枚を公開し、期待を高める映画「ビースト」は、韓国で6月末に公開される。

記者 : ハ・スジョン