コン・ユ&チョン・ユミ主演、映画「82年生まれ、キム・ジヨン」カンヌフィルムマーケットで初公開

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コン・ユ&チョン・ユミ主演の映画「82年生まれ、キム・ジヨン」がカンヌフィルムマーケットで初公開される。

「82年生まれ、キム・ジヨン」は、第72回カンヌ国際映画祭期間中に開催されるカンヌフィルムマーケットで海外バイヤーに公開される。配給はロッテエンターテインメントが担当し、今年の同社のマーケットラインナップの中でメイン作品である。

「82年生まれ、キム・ジヨン」は、ある日突然自分の母親、姉などに憑依する症状を見せる、いたって平凡な30代女性キム・ジヨンと彼女を巡る家族、周りの人たちの物語だ。

今回の作品は、2016年に出版され、韓国で生きる女性の普遍的な日常を描いてシンドロームを巻き起こした同名のベストセラーを原作としている。社会文化的に反響を受けた作品の映画化で早くから熱い関心を受けた。

チョン・ユミは平凡だが決して平凡とは言えない人生を生きてきた人物であるキム・ジヨン役を演じる。コン・ユはある日突然他の人に憑依する妻キム・ジヨンを見て彼女の人生を理解し、悩みを分かち合う夫のチョン・デヒョン役を演じる。

チョン・ユミとコン・ユは映画「トガニ 幼き瞳の告発」「新感染ファイナル・エクスプレス」に続き、今回の作品で3度目の共演を果たした。ロッテエンターテインメントのマーケットブースのメインを飾った「82年生まれ、キム・ジヨン」のスチールカットの二人は、どこかをそっと見つめている。繊細な演技で好評を受けてきた二人が「82年生まれ、キム・ジヨン」で改めて観客の心に響く共感を得られると期待されている。

「82年生まれ、キム・ジヨン」は、結婚後夢を諦めた30代女優が自身のアイデンティーを取り戻していく過程を描いた映画「自由演技」で2018年ソウル国際女性映画祭のアジア短編コンペティション部門の作品賞、2018年ミジャンセン短編映画祭の観客賞、「悲情城市」部門の最優秀賞、演技賞を受賞した俳優兼監督のキム・ドヨンがメガホンをとった。仕上げ作業を経て今年公開される。

記者 : キム・スジョン